「大崎副都心」はまだ拡大・発展が止まりません
大崎駅は、今世紀に入ってから駅舎や周囲の改築工事が何度なく行われてきました。改札口の増設や通路の拡張工事などがその主たる事例ですが、構内に入居している商業施設についても年々便利になっています。大崎駅の周囲は、複数の鉄道会社が共同で使う駅にふさわしい発展ぶりを見せています。しかし30数年前までは、工場や倉庫などが目立つ地域にすぎませんでした。昭和末期に「大崎副都心」の策定が実行されたことで、おびただしい中高層のビルが建設されるきっかけができました。現在では、駅とペデストリアンデッキでつながっている「大崎ニューシティ」や「ゲートシティ大崎」を筆頭に、無数のオフィスビルやマンションが林立するようになっています。買い物や飲食、娯楽などに関しては駅の周囲で簡単に手に入ることでしょう。大崎駅は、JRの在来線(山手線・東海道線・埼京線など)と東京臨海高速鉄道のりんかい線が接続する駅です。JRの各線を確かめると、品川駅と隣接していることが最大の利点となっています。大崎駅で乗り換えできる代表的な路線を数えると、京浜東北線や横須賀線、東海道新幹線や京急本線などの名前があがります。りんかい線の管内では、終着駅という立場になります。隣接する大井町駅では京浜東北線のほか東急大井町線に乗り換えできます。大崎駅の西口には、巨大なバスターミナルがあります。この場所では東急バスの路線バスや国内各地に向かう高速バスに乗り降りできます。大崎駅の利用率は、年々高まっていくばかりです。1日あたりの乗客数は、JR側では1999年に5万人を超え、なんとそれからわずか4年で10万人を突破しました。2015年には15万人を上回ったことが確認されています。東京臨海高速鉄道側では、2005年に3万人を超え、その4年後に5万人を超えました。その後は増加の速度が落ちていますが、2014年になると6万人に到達したことが報告されています。大崎駅の周辺は、典型的な大都会となっています。介護施設に関しては、駅から2キロくらい離れたあたりから徐々に増えていくイメージです。最初のうちは5キロ圏内で探すとよいでしょう。ただしできれば、7キロくらいの範囲を設定して探したほうが、より多様な施設にめぐり会えるチャンスが発生します。施設によく共通した特徴に関しては、介護付き有料老人ホームがいちばん多そうです。また大病院との提携や、リッチな生活スタイルの提供などに力を入れているところが中心的です。




























































