巨大な明治神宮に近いことと買い物の利便性が魅力

名前の通り、原宿駅の駅舎と線路は、明治神宮の全敷地に接するように延びています。明治神宮や代々木公園、さらに代々木国立競技場や野外ステージなどを含めた広大なスペースの最寄り駅となっているため、イベントや行事のある日を中心におおぜいの利用客がこの2駅に訪れます。
これらの敷地と反対側については、商業目的での開発が顕著です。特に若者文化の発信地のひとつと目されており、現在では日本国外からも観光客や買い物客が殺到する状態に成長しています。
原宿駅は、JRの山手線に所属する駅です。明治神宮前駅は東京メトロの千代田線・副都心線に所属する駅です。渋谷駅や新宿駅、恵比寿駅や池袋駅、日比谷駅や国会議事堂前駅などの交通上の要衝に、たったの数分でアクセスできることが珍しくありません。原宿・明治神宮前駅を出てからバスに乗りたいときは、都営バスないし渋谷区が運営するコミュニティバスを使うことがおすすめです。
原宿駅の利用率は、近年は大きな変化が起こっていません。1日あたりの乗客数は、今世紀に入ってから70000人をほぼ毎年のように超えています。2006年以後は3回ほど、75000人を超えた年が確認されていますが、2010年代に入ると多少の減少が発生しました。2011年になると16年ぶりに70000人未満を記録しました。
明治神宮前駅の利用率は、長い間50000~55000人の間で推移していましたが、副都心線の開通以後は70000人を超えるようになりました。2010年代に入ると増え方に拍車がかかっており、2013年には87000人を超え、その翌年は90000人を超えるほどになりました。
原宿・明治神宮前の近くの土地すべては、明治神宮の敷地および商業施設や公共の施設が連なるエリアで埋め尽くされています。そのため、介護施設を探すことは簡単ではありません。原宿・明治神宮前駅を起点にするなら、思い切って距離を広めに設定する必要があるでしょう。10キロ前後離すことも検討したほうが正解です。もっとも、交通システムの発達ぶりは国内でもトップクラスの地域ですから、駅から遠い点はあまりハンデにならないはずです。
専門性が高く、超一流の医療施設などと提携している介護付き有料老人ホームがたくさん建てられていることは間違いありません。住宅型有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅なども少数なら見つかります。