駅と周辺がどんどん変わっており、ますます便利になりそうです
2010年代に入ってから、駅舎の高架化をはじめ大がかりな改修工事が立て続けに着手されてきた、梅屋敷駅。副駅名として「東邦大学前」が正式に追加されたのは2013年のことで、まだ記憶に新しいところです。実際に東邦大学のキャンパスが、駅から徒歩で8分程度のところにありますが、駅の周囲は学生街といった雰囲気ではありません。平凡な市街地といった雰囲気が強いエリアで、近くには昭和の名残が強く感じられる商店街がまだ健在です。もっとも国道15号線と近接している駅で、車両通行がとても便利なため極端に静かな土地だというわけではありません。この国道沿いに、羽田京急バスが手掛ける路線バスが乗り入れています。また、京急本線と国道が接近しているエリアというロケーションが不動産業界や自治体から以前より注目されており、マンション開発の計画などが周辺で近年、連続して持ち上がっています。梅屋敷駅は、京急本線の中で見ると起点の役目を果たしている品川駅~泉岳寺駅に近い位置にあります。終点のほうに高速で移動したいときは、隣接する京急蒲田駅のような特急などが停車する駅に立ち寄る必要があります。京急蒲田駅は、空港線と接続していますから羽田空港に行きたいときはとても頼りになる駅です。もっとも、近い範囲で便利な乗り換え先を探すなら、やはり品川駅以外にはないでしょう。品川駅では、JRの山手線や京浜東北線、そして東海道線や上野・東京ラインを利用できます。もちろん、東海道新幹線が停車する駅であることは忘れるわけにいかないポイントです。梅屋敷駅の利用率は、1990年代から2000年代前半にかけて、低下していくいっぽうでした。しかしその後は横ばいに転じています。1日あたりの乗降客数は、この10年間に限っては13000~15000人の間で不規則に上下を繰り返しています。梅屋敷駅の近辺で介護施設を探すなら、この数年で急速に追い風になってきたかもしれません。施設数が劇的に増加したわけではないようですが、駅から1キロ以内というアクセスがしやすい範囲で、連続して開業に成功した事例があるのです。施設のタイプに関しては、グループホームと介護付き有料老人ホームのどちらかが多いです。介護付き有料老人ホームは、費用が高めになることがときどきありますが、梅屋敷駅エリアの場合ならグループホーム並みに安い例も多少あります。安いときなら、月額使用料が20万円を下る可能性があるでしょう。




























































