帝京大学付属病院・富士見病院などの最寄り駅です

半世紀近く前に誕生した板橋本町駅は、当初は大和町駅という名前が採用される予定で、これはかつてこの地域を走っていた都電志村線の停留場の名前でした。しかし同名の駅を持つ路線との相互乗り入れが持ち上がったため、現在の名前が正式に選ばれる結果となりました。
駅の所在地は、宅地をはじめとした平穏な市街地の一部です。大き目の車道に沿って、ビル群や商業施設などが立ち並んでいます。銀行のような金融機関が目立つ点は特筆に値する事実でしょう。
そして駅の南側は、帝京大学とその付属の文教施設が集中しています。大きな病院は帝京大学医学部付属病院で、救命救急センターや救急告示医療機関など、たくさんの指定を受けており、現在は20前後の科目に対応しています。院内は最新式の設備がそろっており、いざというときに頼りになる病院です。このほかにも板橋本町駅の近所は医療機関が多く、持病などをお持ちの方にとって安心できる土地柄といえるでしょう。
板橋本町駅は、都道318号線と首都高速5号線が交差する場所につくられている駅。地上に出ていただくと、そばに設置されているバス乗り場から都営バス・国際興業バス・関東バスのサービスを利用できます。
板橋本町駅は、都営三田線に所属する駅です。上り方面に2区間お進みになると、新板橋駅に到着可能です。この駅ではJRの埼京線に乗り換えでき、その向こうにある西巣鴨駅では、都電荒川線に乗り換え可能。さらにお進みいただくと、巣鴨駅にてJRの山手線に乗り換えできます。
板橋本町駅の利用率は20年ほど前から微減をはじめましたが、今世紀に入ってから回復。1日平均の乗客数は、2008年に13年ぶりとなる1万4,000人以上を記録し、その4年後に今世紀では初めてとなる1万5,000人突破を達成しました。
板橋本町駅を基点として介護施設をお探しになるなら、駅から6kmくらいの範囲をまずは調べると良いです。施設が見つかりやすくなるのは3kmくらい離れたあたりから。なるべく板橋本町駅から近い位置をお望みの場合は、徒歩15分くらいの場所から入念にチェックしていただくことが大事です。
施設の種別に関しては、サービス付き高齢者向け住宅とグループホームがよく見つかるエリアです。それ以外となると、介護付き有料老人ホームがやや多いです。高齢者住宅・住宅型有料老人ホームへ入居も無理ではありません。