文京区スポーツセンターの目の前にある駅です

東京メトロの丸ノ内線に属する茗荷谷駅が建造されたのは、今から60年以上昔のことでした。20年ほど前に駅ビルの建設をはじめとした改修工事が実施され、使いやすさと美しさが増し、プラットホームが広くなって、ご高齢の方でも移動しやすい駅に変わりました。
駅の周辺はやや土地の凹凸が激しく、少しでも大通りから離れていただくと複雑に入り組んだ小道に沿って建物が密集しています。マンションやアパートのような集合住宅やビル群が固まって立ち並んでいる様子が窺えます。
そして茗荷谷駅の周囲は、文教施設の多さが大きな特色です。お茶の水女子大学や跡見学園女子大学、拓殖大学といった大学のキャンパスが特に目立ちます。そのほか、高校や小中学校、専門学校などが無数に点在しています。
駅のすぐ北にある文京区スポーツセンターは、広大な敷地を持っており、緑あふれるたたずまいが印象的で、現在、施設は休館しています。その向こうに位置する小石川植物園も、この地区にお住まいになるならぜひ一度足を運んでいただきたい名所。茗荷谷駅のそばでバスにお乗りになるなら、都営バスの路線を利用できます。区営のコミュニティバスにお乗りになることも可能です。
茗荷谷駅は、後楽園駅と隣接している駅。後楽園駅でお降りになると、南北線および都営三田線・大江戸線に乗り換えできます。後楽園駅の向こうにある本郷三丁目駅でも、大江戸線の利用は難しくありません。
茗荷谷駅の利用率がピークを迎えたのは、今から40年以上昔のこと。その後はあまり大きな変化は起こりませんでしたが、近年は再び少しずつ増加しています。2015年は、41年ぶりに1日あたりの乗降客数が7万5,000人を超えました。
現在の茗荷谷駅の近辺で介護施設を探すと、徒歩10分以内の近場に所在する施設もありますが、見つかりやすくなるのは1~2kmくらいの範囲でしょう。最初は、3km圏内に絞り探しても良いかもしれません。
施設の種類については、民間の施設であれば介護付き有料老人ホームが圧倒的に多く、そのほか、サービス付き高齢者向け住宅やグループホームを発見していただけます。公的な施設については、特別養護老人ホームとグループホームがとにかく目立つエリアです。