比企郡嵐山町は京都の嵐山のように美しい町。史跡も多数

比企郡嵐山町は、埼玉県の中部に位置する町。
1990年代後半から2000年初頭にかけて、人口が増加していましたが、その後は緩やかに減っています。
2023年の人口は1万7,596人です。
「風景が京都の嵐山に似て美しい」ことから、「嵐山町」と命名されたと言われています。
町内には山内上杉氏が築城した杉山城、鎌倉時代の武将「畠山重忠」の居館だった菅谷館跡があり、嵐山町・小川町・ときがわ町にまたがる小倉城跡などと共に、「比企城館跡群」として国の史跡に指定されています。
また、鬼が祀られている「鬼鎮神社」、信濃源氏の武将として有名な源義仲生誕の地と伝わる「鎌形八幡宮」、南北朝時代の遺構といわれる大蔵館跡、明治期の貴重な洋風建築としてさいたま市から移築保存されている「日本赤十字社埼玉県支部旧社屋」など、歴史や文化的遺産が多数。
お祭りとしては秋の「嵐山時代まつり」が有名で、勇壮な武者行列や古式火縄銃の実演等のある、見応え抜群のお祭りとなっています。
さらには、西は秩父山地の外郭と接する自然豊かな町でもあり、蝶の里公園やオオムラサキの森には、滅多に見ることのできない貴重な蝶「オオムラサキ」が生息。
桜並木が春を彩る都幾川桜堤や、嵐山渓谷等も自然が美しいです。
鉄道は、東武東上線が町東部から西部を横断し、武蔵嵐山駅が主要駅。
東武東上線であれば都心まで1時間ほどで行ける為、「気軽に東京方面へショッピング等に出かけたり、車で熊谷市方面へ出かけたりできる」といった声も。
関越自動車道も町の東エリアから西エリアを通っており、嵐山小川ICから利用可能です。
バスは、イーグルバスが町内各地を巡っています。
スーパーなどの商業施設は、町の中央エリアを走る国道254号沿いや、武蔵嵐山駅の北を走る県道69号沿い、そしてこの2線の道路を繋ぐ市道沿いに集中。
商業施設と同様に、武蔵嵐山駅周辺に多くの医療機関が集まっており、武蔵嵐山病院などの大きな病院もあります。
近年、比企郡嵐山町にはグループホームや介護付き有料老人ホーム等のシニア向けの住まいも誕生。
まだ数こそ少ないですが、グループホームは24時間体制で介護士だけでなく看護士も常駐し、さまざまなサービスを行っています。
体調を崩しやすい方も安心です。
一方、介護付き有料老人ホームも介護が手厚く、終末期対応・終身利用可ですので終の棲家にピッタリでしょう。