パノラマ
市が主導する「交通バリアフリー事業」が成果を出しています
新潟大学前駅は2014年の4月に、開業から30周年の記念日を迎えています。開設当初は、駅員が常駐せず売店で乗車券が委託販売されていましたが、その後順調に利用客が増えたため、駅の設備がそれに比例するように増設されていったという経緯があります。新潟大学前駅は、名前の通り新潟大学の五十嵐キャンパスの最寄り駅です。そのほか日本文理高校や新潟精神女子高校（および、併設された中学校）の最寄り駅でもあります。したがって駅の内外を若年層の利用者が通行する姿は、特に平日は日常茶飯事です。集合住宅を中心に駅の周囲は、比較的目新しい宅地がかなり増えており、新しく移り住んできた住民がこぞって利用する駅となっています。新潟大学前駅は県道16号線に近い駅で、この車道の沿ってたくさんの商業施設が開店しています。バスについては駅の南北に乗り場が分かれて設置されています。いずれの路線も、新潟交通の手で運行されています。新潟大学前駅は、JRの越後線に所属する駅です。管内でみると、終着駅に近い位置にあることがひと目でわかります。その新潟駅まで出かけると、信越本線・白新線・磐越西線といった在来線に加えて上越新幹線に乗り換えできます。反対方向については、最寄りの乗り換え地点となっているのは8区間離れた吉田駅です。この駅で一時下車すると、弥彦線に乗り換えるチャンスが発生します。新潟大学前駅の利用率は、今世紀に入ってからはだいぶ安定しています。また、過去15年間を振り返る限りは、わずかに上昇している気配があります。1日平均の乗客数は、2700～3000人の間で上下を不規則に繰り返していますが、過去10年間については3000人台に迫る年がときたま確認されています。新潟大学前駅がつくられた場所は、だいぶ農地や緑地などが減ってきたものの、まだ開発されたから日が浅い印象が強い土地です。介護施設を探すときはその点を考慮した上で作業に取り掛かる必要があるでしょう。施設の戸数が多いほうだとはいえませんから、駅から近い範囲にこだわってしまうとうまくいかなくなることがあります。最初のうちは、駅から2～3キロくらいの範囲を設定して施設チェックをしてもかまわないのですが、その後は10キロくらい離れたところまで、じっくりと探すようにしたほうが賢明でしょう。施設の区分については、高齢者住宅・サービス付き高齢者向け住宅・介護付き有料老人ホームなどがありそうな地域です。 画像の一部はwikipediaから引用しています
