横利根閘門ふれあい公園や和田公園などが憩いの場所です

茨城県の南端近くに位置する、稲敷市。
西側で接する牛久市・龍ヶ崎市をはじめ数多くの自治体に取り囲まれている自治体です。
霞ヶ浦の南岸に面している一方、利根川の北岸にも面しています。
川の向こうにあるのは千葉県の香取市と香取郡の神崎町です。
稲敷市の代表的な文化遺産に、平井住宅があります。
これは国から重要文化財の指定を受けている邸宅です。
17世紀のこの地域独特の建築様式が忠実に保存されており、一見の価値がある名所です。
北畠親房と深いつながりがある史跡として知られる阿波崎城跡や釈迦如来涅槃像が安置されている阿弥陀寺も、高名な旧跡と呼べるでしょう。
比較的新しい時代の名所に、大日苑があります。
ここは戦前に建築された瀟洒な屋敷で、和洋折衷の外観が見もの。
戦後しばらくの間は宴会などの開催場所に使われていました。
現在は一般公開されているため、ご見学は簡単です。
香取市との県境に近づいていただくと、横利根閘門ふれあい公園が見えてきます。
これは、利根川と横利根川が合流する場所につくられたレンガ造りの閘門と、そのそばに併設された公園です。
現在は桜が植えられているため、春になると美しい眺めをお楽しみいただけます。
もともと公園などが多い稲敷市ですが、この都市にお住まいになるなら和田公園はぜひ一度足をお運びいただきたい場所です。
この公園には大量のチューリップが植えられています。
開花の時期になると花々にちなんだイベントが企画され、おおぜいの見物客を動員しています。
稲敷市内で住民の主な移動手段となっているのは、タクシーやバスのような車両を用いたサービスです。
路線バスについては、JRバスグループや関東鉄道グループ、ブルーバスなどが代表的。
市営のコミュニティバスをはじめ公的なサービスも数種類存在します。
幹線道路に関しては、首都圏中央連絡自動車道にお乗り入れできる中継地点が市内に3ヶ所設立されています。
稲敷市の人口は、昭和後期から平成初期にかけて伸びました。
20世紀の終わりにピークを迎え、当時の人口は50,000人を超えていました。
現在は減少しており、2023年の時点で38,377人という記録があります。
同年の高齢化率は、37.5%でした。
現在の稲敷市で介護施設へのご入居をお求めでしたら、特別養護老人ホーム・グループホーム・介護老人保健施設などの公的な施設がよく見つかるほか、サービス付き高齢者向け住宅のような民間の施設へのご入居が可能です。