千葉駅・京成千葉駅に近いものの、すでに平穏な市街地です
千葉市中央区は、市の中枢を担う機関に加えて県の名だたる行政機関が一挙集中しているエリアです。そんなオフィス街があるエリアも途切れなく続いているわけではないため、歩き続けると急に平凡な住宅地に突入します。新千葉駅がある場所は、そのような一角です。新千葉駅で下車して外に出ると、周囲にはありふれた市街地が目に映ります。しかし、市の中心地区にはまだかなり接近しており、利便性はとても高いエリアです。駅の近くで名所を探すなら、戸渡神社がいちばんでしょう。市の文化財である彫刻が納められているほか、平成に入ってから参道や鳥居などの修復や新設が行われており、歩きやすい場所に生まれ変わっています。毎年9月には例祭が開催されています。新千葉駅は、京成千葉線の管内にある駅です。すぐ隣が京成千葉駅のため、こちらを駆使して各地に短時間で出かけることが可能です。京成千葉駅はJRの千葉駅の目の前にありますが、この事実は総武線や総武本線、また外房線に簡単に乗り換えられるというメリットを意味します。千葉都市モノレールの1号線と2号線への乗り継ぎも、同様に簡単です。京成千葉駅の隣には、この路線の終着駅である千葉中央駅があります。この駅では千原線への乗り換えが可能ですが、直通運転を利用できる機会もあります。これらの駅と反対の方面については、京成津田沼駅が京成本線や新京成線への乗り換え地点となるため重視されています。新千葉駅の利用率は、隣駅の存在感がひたすら強いこともあってあまり高くありません。1日あたりの乗客数は、過去10数年を通して数百人単位です。ちなみに、2000年代後半から小規模ではありますが少しずつ利用客は増加しています。先述した乗客数のデータを振り返ると、2009年に600人を超え、その3年後には700人を上回っています。新千葉駅の周囲は騒音などに満ちた地域ではありません。それでも市の中心地区に近いなどの事情が影響して、駅から至近距離の施設を探すことは楽ではありません。駅から1~2キロ離れたあたりが、最大の狙い目となるでしょう。施設の区分に関しては、住宅型有料老人ホームが多少見つかりやすい状況となっており、介護付き有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅はそれに比べるとやや少なめのようです。入居コストに関しては、変動制を採用しているところが圧倒的多数のため、最適な契約方法を入居前によく確かめることが大切でしょう。














