徒歩10分程度の場所に、区立台東病院があります

三ノ輪駅は、建造から半世紀後にあたる2011年に構内の改修工事を実行しました。出入口の整備やバリアフリー関係の工事が立て続けに行われて利便性が向上しています。高齢の方にとっては、まだ新しいエレベーターを使うことができる利点があります。
駅がある場所は、建物が密集した市街地です。住宅地として使われているエリアや大小さまざまな商店が立ち並ぶエリアが隣り合わせになっている点が印象的。古くから人の出入りが絶えなかった地域のため、ずっと前から残る寺社仏閣の多さが目立ちます。
文化施設の中では、一葉記念館がよく知られています。明治期を代表する小説家である樋口一葉の偉業をたたえるために建造された施設。今世紀に入ってから建物の改築工事が行われたため、新しい設備が増えて便利に変わりました。建物の横は公園が設けられているため、お散歩の休憩所などで利用が可能です。
三ノ輪駅は、国道4号線のほぼ真下につくられている駅で、都道306号線・462号線などが非常に近い位置にあります。駅前でお乗りになれる路線バスは、都営バスと区営のコミュニティバスのどちらかです。
三ノ輪駅は、東京メトロの日比谷線に所属する駅です。すぐ隣にある南千住駅は、JRの常磐線やつくばエクスプレスへのお乗り換え場所として頻繁に使用されており、その先にある北千住駅は、終着駅です。この終点でも常磐線とつくばエクスプレスの利用が可能。また千代田線や東武伊勢崎線へ乗り継ぎができます。三ノ輪駅は、三ノ輪橋停留場まで徒歩数分の場所にある駅。この停留場では、都電荒川線の利用が可能です。
三ノ輪駅の利用率は、今世紀に入ると微増傾向を見せるようになりました。1日平均の乗降客数は、2004年に3万4,000人を超え、その11年後に3万7,000人を突破しています。しばらくの間、まだ増加する可能性があるという意見が一部で唱えられています。
三ノ輪駅の周辺に建てられている介護施設に関心がある場合は、5kmくらいの範囲を探してみましょう。駅から徒歩10~15分圏内にある近場の施設もありますが、施設が見つかりやすくなるのは、駅から1.5kmくらい離れてからになります。施設の種類については、何といってもグループホームの多さが顕著。その次に見つかりやすいのは、介護付有料老人ホームになります。