東京メトロとゆりかもめ、そしてバスも便利に使えます
2011年の秋まで約3年半の間、東京ディズニーリゾートへの集客を意図した臨時特急「ベイリゾート」の停車駅に選ばれていた豊洲駅。今世紀に入ってからの豊洲駅は、交通上の要衝という役割が非常に強まっており、それに合わせて駅全体の大幅な改修工事が実行されたほどです。豊洲エリアはもともと埋立地で、工業関係の土地がかつては大半を占めていました。近年は再開発計画がさかんに実施されたため、商業施設や有力企業が入居する中~高層のビル群が急速に増えたほか、大型の集合住宅が相次いで建設されました。現在も、無数のプロジェクトが水面下で進められており、まだ街の風景は随時変わっていくものと見込まれています。豊洲駅の出入り口は、都道304号線・319号線・484号線と面する位置につくられています。駅を出るとバスターミナルがありますが、この場所や駅前の交差点に置かれた停留所には一般の路線バス(都営バスがその中心です)に加えて高速バス・リムジンバスがたくさん乗り入れています。豊洲駅は、東京地下鉄の有楽町線とゆりかもめの東京臨海新交通臨海線が接続する駅です。有楽町線の管内では、4区間離れた有楽町駅が便利な乗り換え場所です。この駅は日比谷線・千代田線、JRの山手線・京浜東北線・京葉線、都営三田線と接続しています。東京臨海新交通臨海線の管内では終着駅となっています。発着駅である新橋駅まで行くと、この駅でも山手線・京浜東北線に乗り換えできるほか、横須賀線や東海道線を利用できます。また銀座線や都営浅草線とも接続しています。豊洲駅の利用率は、ゆりかもめの路線開通によって大きく上昇しました。1日あたりの乗降客数は、有楽町線のほうでは2015年に。その10年前の4倍近くになっています。東京臨海新交通臨海線のほうでも同様に、約10年で2倍くらいの伸びを達成しています。豊洲駅の近辺で介護施設を探すなら、駅から5キロくらいの圏内を目安にするとよいでしょう。施設が見つかる頻度が高まるのは、駅から1キロ以上離れてからになります。特に施設が多そうなのは、駅から4~5キロ離れたあたりでしょうか。施設の区分については、グループホームおよび介護付き有料老人ホームが二大勢力となっています。もっとも最近は、住宅型有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅も徐々に数を増やしていますが。公共の交通インフラが発達している地域ですから、見学や体験入居を繰り返して最適な施設を見つけるのがベストでしょう。























