住宅地と商店街が連なるエリア。緑にも恵まれています

住宅地がずっと前から広がっているエリアの常として、商店街が複数存在します。しかし、近隣の駅前と比べるとあまり大規模ではありません。また農地が残る一角や緑地が保存されている一帯があり、「ほどほどに開けているエリア」と呼ぶことができるでしょう。都心方面に気軽に出られる位置でありながら、くつろげる雰囲気が強い点がつつじヶ丘駅の周辺の強みとなるでしょうか。
つつじヶ丘駅は、京王バスグループの影響が強い場所です。路線の本数は少ないですが、その点はあまりネックだとは思われていません。幹線道路を使いたいときは、京王線と並行するように延びている国道20号線がいちばん近くて使いやすいでしょう。
つつじヶ丘駅は京王本線の中では、特急・準特急を除いたすべての列車が停車するため、遠くに急ぎたいときは有利な駅です。乗り換えの可能性については、調布市にある以上調布駅がいちばん近い足がかりとなるでしょう。使える路線は京王相模原線にとどまりますが、特急列車に乗れる点はやはり大きなメリットです。
つつじヶ丘駅の利用率は、30年以上大きな変化が起こっていません。1日あたりの乗降客数は、1970年代後半に初めて40000人台に到達したのではないかと推測されています。その後は現在に至るまでずっと40000人台を記録し続けています。2007年以降は多少の伸びを見せることがあり、45000人をわずかながら超える年がたまに出てきました。
それでは、つつじヶ丘駅の周辺の介護施設の実状です。驚くことではありませんが、京王線沿線は大手の介護事業者の間ではしばしばターゲットとして重視されるという特徴があります。つつじヶ丘駅の近隣もそのご多分に漏れず、大がかりな介護施設がすでに少なからず建てられています。
介護付き有料老人ホームが特に目立ち、利用できる介護サービスの幅が広い施設がほとんどのようです。健康状態に特殊な問題があるようなケースでも、相談に応じてもらえる可能性があることは間違いありません。
駅からの距離については、「遠すぎない程度」と表現するのが真実に近いでしょう。1キロ以内に固執するとあまり施設は出てきませんが、2キロ以内で探すならだいぶ数は増えるはずです。