大宮駅の隣に、鉄道博物館と一体化したメカニックな駅があります

また、バリアフリー化や駅前の区画整理事業がだいぶ以前より本格的に推進されており、駅の周辺を含めて、全体的に使いやすさが年々増しています(埼玉のニューシャトルの駅の中では早くから、Suicaや自動改札機の導入、液晶パネルによる発車表の設置に踏み切られるなど、先駆的な試みに頻繁に取り組んできたという経緯があります)。
この駅は、ニューシャトルの発着駅である大宮駅の隣駅です。そのため大宮駅にいったん出てしまえばどの方面を目指すときでも不自由さを味わうことはありません。隣駅には新幹線すら停車する駅があるわけですから、遠方に出向くときでもストレスない旅程を組むことができます。
この点がとてつもないメリットとなっており、駅の利用者は年々増えていく一方です。1980年代は、1日当たりの平均乗客数は2000人未満の年が続いていましたが、1990年にその枠を打ち破ります。1990年代末期になると少し伸び悩む時期に入っていますが、2007年には一気に4000人を突破しました。2009年以降は4000人を割る年が続いているものの、いつ4000人を超えても不思議ではない状態が繰り返されています。
なお駅を一歩出ると、特に西側の喧騒が、その次に東側の建物の多さが目立ちます。ただしバスに乗りたい場合は南側に回ったほうがいいでしょう。市営のコミュニティバスの乗り場が用意されているからです。
この駅を基点として老人ホームや高齢者専用住宅を探すと、駅から2~3キロくらい離れたところで多く施設が見つかる可能性が高いです。グループホームと介護付き有料老人ホームが中心ですが、サービス付き高齢者向け住宅や住宅型有料老人ホームなども若干数なら発見できます。
これらの施設の費用体系はバラバラで、月額使用料ないし入居一時金を高めに払うという一般的なシステムを踏襲しているところはわりと目につきます。しかしよく探せば、どちらの料金も安めに設定されている施設が数軒出てくるでしょう。中には、入居一時金をいっさい徴収しないという謳い文句を掲げている施設が出てくることがあります。マイカーやタクシー、バスなどを活用して、数軒見学してから決めたほうが賢明でしょう。