六甲山への玄関口。バスで楽に移動していただけます

来たる東京オリンピックが開催される直前に、開業100周年の記念日を迎える予定の六甲駅。前回のオリンピックが開催されたころは、ちょうどこの駅を舞台に石原裕次郎や中谷一郎が出演した映画、黒い海峡の撮影が行われていました。
この地域で一番存在感がある観光名所といえば、六甲山の名前を向きにしては語れません。六甲駅は、この山に向かう観光客がしばしば立ち寄る駅です。六甲山は、現在はケーブルカーやバスなどのサービスが充実しているため、ご高齢の方でも山頂方向へのお出かけは難しいことではありません。
六甲山とその周辺にて利用できる観光施設はたくさんありますが、高齢の方に人気があるのは温泉です。灘区内に限定しても、天然温泉を活用した公衆浴場が数ヵ所で運営されています。
六甲駅は、六甲八幡神社のほぼ目の前にある駅です。この神社にお越しいただくと、檜皮葺きの社殿をご覧いただけます。社殿は2016年の3月に、市から指定有形文化財の指定を受けたばかりです。
六甲駅付近でバスの利用を希望のときは、阪急バスと市営のコミュニティバスを選択できます。駅の北口に設けられているタクシー乗り場では、阪急タクシーのサービスを利用可能です。
六甲駅は、阪急神戸本線に所属する駅。管内では、快速急行・急行・通勤急行が停車する駅に指定されています。2区間先にある岡本駅では、JRの神戸線へ乗り継ぎが可能。そこから2区間進むと、夙川駅に到着できます。この駅では、甲陽線への乗り換えができます。
六甲駅の利用率は、近年はあまり大きな変化が起こっていません。2016年の調査によると、1日当たりの乗降客数は3万人をわずかに下回る結果となりました。あえて特徴らしい特徴を探すなら、平日と週末の格差が激しい点が印象的です。これは、周囲に文教施設が多く、平日は学生・生徒が大勢利用するからです。
六甲駅を基点として介護施設を探すのであれば、確認範囲を何回か変更するなどして、念入りに調べることが大事です。駅から近い範囲にも施設はありますが、遠く離れた場所にも目覚ましい成果をあげている施設が見つかるからです。
施設の種類については、介護付有料老人ホームの進出ぶりが非常に目立ちます。それ以外では、ケアハウス・高齢者住宅・サービス付き高齢者向け住宅・住宅型有料老人ホームと数多くの種類を発見可能です。