日本最北の地。大自然がそのまま残っています

北海道の最北端に位置する、稚内市。
南端で、天塩郡に属する豊富町と宗谷郡に属する猿払村と隣接しています。
市の北端は、オホーツク海に面した長大な沿岸地帯となっています。
人口の大半が集中しているのは、宗谷湾の西側にあたる地区です。
それ以外の地域は、雄大な自然がふんだんに残されています。
市内東部にそびえる宗谷丘陵は、以前に北海道遺産の登録を受けました。
それ以来、町おこしなどに活用することが期待されています。
その一方市内西部に目を向けていただくと、利尻礼文サロベツ国立公園の広大な敷地が見えてきます。
大規模な湿地と砂丘、そしてこの地域固有の植物が見ものです。
漁業や水産業、そして農業と観光業が市の基幹産業です。
宗谷岬公園は、一般市民が足を踏み入れることが可能な国内最北の地として有名。
敷地内を歩いていただくと、音楽碑や間宮林蔵の立像、宮沢賢治の文学碑などにお目にかかれます。
また、天気のよい日はかなり遠くまで一望していただけます。
海を隔てたサハリン島などの様子も肉眼でご覧いただくことが可能です。
稚内公園と隣接する森林公園は、市民共有の安らぎの場所として愛されてきました。
5月になるとエゾヤマザクラなどが開花するため、園内は一気に華やいだ雰囲気でいっぱいになります。
今から約30年前に開園した道立宗谷ふれあい公園は、パークゴルフ場や展望施設、多目的施設などが設置されています。
日常的なお散歩の目的地としてじゅうぶんにお使いいただくことが可能です。
稚内市で鉄道をご利用になりたいときは、JRの宗谷本線のサービスがおすすめです。
路線バスに関しては、宗谷バスのサービスがご利用可能。
タクシーについては北部ハイヤーなどのサービスが人気です。
幹線道路については、国道40号線や北海道道106号線などが市民の間でよく使用されています。
稚内市は国が管理する空港を持つ都市。
全日空などが運航する路線をご利用いただけます。
稚内市の人口は、半世紀くらい前から減少傾向を続けてきました。
2023年に実施された調査によると、31,644人に達していたことがわかります。
同年の高齢化率は、34.3%という結果を記録しました。
稚内市で介護施設をお求めになるなら、グループホームがいちばん見つかりやすいでしょう。
そのほかサービス付き高齢者向け住宅や特別養護老人ホームなどの発見が可能。
医療面では、稚内病院や稚内こまどり病院あたりが大きくて便利な相談先です。