ニュータウンの中心です。アニメの舞台になったこともあります
2016年のひな祭りの日に、開業から30周年の記念日を迎えた稲毛海岸駅。当初は「新稲毛」という駅名が採用される見通しが強かったため、周辺には「稲毛海岸」ではなく「稲毛海岸」という名前を用いている建物がちょくちょく見つかります。稲毛海岸駅が建てられた場所は埋め立て地の一部であり、昭和の半ばから造成された海浜ニュータウンの一部でもあります。実際に駅の四方どちらを向いても、大規模な団地が整然と立ち並ぶ風景が視界に飛び込んできます。商業施設などはある程度整備されており、日常的な買い物であれば大半が近所で片付くようになっています。駅の南側を出て、道沿いにまっすぐ進むとやがて東京湾に出くわしますが、現在は「稲毛海浜公園」として整備されています。中には球技場や美術館が建てられています。もちろん、散歩をする場所やひと休みをとる場所としても適しています。稲毛海岸駅の北口・南口には路線バスの乗り場が置かれていますが、南側のほうがシェアは圧倒的。一般の路線の運行元となっているのは、京成バスグループ・千葉海浜交通・小湊鐡道・平和交通・あすか交通などです。稲毛海岸駅はJRの京葉線に所属する駅です。稲毛海岸駅は快速列車が停まる駅に指定されています。乗り換え場所の中で、最短時間で行けるのは、隣接する千葉みなと駅。この駅では千葉都市モノレールの1号線に乗り換えできます。その隣にある蘇我駅では、内房線と外房線に乗り継ぎ可能です。稲毛海岸駅の利用率は、発足から順調に上昇してきました。ただし近年はやや下降気味となっています。1日ごとの乗客数は、2000年に20000人を超え、その6年後に23000人を上回りました。ただし2008年にまた23000人以下に戻ったのを皮切りにゆっくりと減少傾向に入った模様でます。近年は微増と微減を繰り返している印象も強いです。稲毛海岸駅は、ある時期にまとまって住民が入り込んできたという性質を持つ場所に設けられた駅です。このような土地の場合、介護施設があまり増えていなくても不思議ではありませんが、実際に稲毛海岸駅がある一帯では、軒数がまだ限られています。施設に入りたいなら、駅から相当に遠い場所までよく探す必要があるでしょう。それでも、駅から1キロ程度の近場で営業している施設も若干数であれば見つかりますから、最初は駅の近所を重点的に探してもよいでしょう。施設の種類については、介護付き有料老人ホームのシェアがやや高いと思われます。



































