まだ新しいニュータウンの近所のため、何もかもが新鮮です
1970年代から約30年という、長い時間をかけてつくり上げられたニュータウン、おゆみ野。昭和末期からおおぜいの希望者がこの場所に移り住んできました。おゆみ野駅はこのニュータウンの住民の移動を支える駅として、開業以来ずっと通勤者・通学者などのために貢献してきました。駅舎やロータリーがつくられてからまだ20年程度しか経過していません。そのため、駅全体がこぎれいで居心地が良い点が特徴です。また、2002年には「土木学会デザイン賞」が駅と駅前広場のデザイナーに対して与えられました。このような現代風のニュータウンではよくあることですが、いわゆる郊外型の商業店舗などが近くに用意されています。また、千葉市役所の連絡所といった公共の施設も、手ぬかりなく用意されているため、遠くに出かけなくても手近で多くの要件が間に合うという利点があります。おゆみ野駅の目の前の広場には、小湊鉄道と平和交通が運行する路線バスが毎日乗り入れています。おゆみ野駅は、京成千原線に所属しています。この路線は全体で駅の総数がたったの6駅しかありません。また隣駅であるちはら台駅は終点ですが、乗り換え可能な路線などはない(もうひとつのニュータウンの最寄り駅のため、その住民に会いに行くときなどは役に立つ駅ですが)ため、起点である千葉中央駅を目指す利用客が圧倒的に多いです。千葉中央駅は、千葉線と接続していますが、京成本線にも京成千葉駅を経由して接続していますし、直通運転も盛んに行われています。おゆみ野駅の利用率は、開業以来ずっと上がり気味ですがその勢いは決して急ではありません。1日ごとの乗客数は、2006年に1500人を超過し、その4年後に2000人の大台を超えました。2010年代に入ってもまだ少しずつ旅客は増えています。おゆみ野駅の周囲は、町全体がとにかく新しいです(古くから残る神社などが、当然あるわけですが)。介護施設などを建設する余裕はおおいに期待できるのですが、高齢者の数がまだ市内各地と比較すると少な目のようです。それが、介護施設がまだ少ない一因かと思われます。しかし、駅から1キロを過ぎるとやや施設数は多くなっていきます。特に、介護付き有料老人ホームは多いですから、受けたい介護サービスがはっきりしているケースなどであれば、相談がしやすくなるでしょうし、きっと有利でしょう。サービス付き高齢者向け住宅や住宅型雄郎老人ホームに入れるチャンスもあります。
































