パノラマ
駅からあまり歩かなくても、到着できる施設が豊富です
駅の誕生からそろそろ100周年の節目を迎える、京成西船駅。駅は数十年前からあまり変わらない住宅地の狭間にあります。商業施設などが集まった一角とは決して遠距離にあるわけではないものの、駅に降り立って四方を見渡すと周囲はとてものどかで、都心に近いエリアという印象からはほど遠い雰囲気でいっぱいです。駅の利用者の大半は、通勤目的、あるいは近くにある学校へ通う目的で使うケースが多いといわれています。静かでリラックスした生活を営みたい高齢者には決して居心地が悪いエリアではありません。
その一方で、JRをはじめ各線が集中する西船橋駅（JRの総武線・武蔵野線・京葉線、東京メトロの東西線、東洋高速線を現在は使えます）に着くと、そこからは各地へ短時間で向かえるというとても便利なサービスを享受できます。
京成西船駅の周囲は狭いものの、バスの乗り場は昔から設置されています。路線の運行を担当するのは京成バスのみ。また国道14号線にとても近いため、タクシーなどを使いたいときはこの道路を使った旅程を組むのがベストでしょう。
京成西船駅は、京成本線の管内にありますがあいにくと快速列車などはいっさい停車しません。京成船橋駅などで一時下車して特急や快速をつかまえる習慣を身に着けると、移動の際に無駄な時間がかかりません。京成船橋駅では総武線や東武野田線への乗り換えも同時に行えます。その反対方向で、乗り換えの可能な駅を探すといちばん近いのは京成八幡駅でしょう。この駅でも総武線に、そして都営地下鉄新宿線への乗り継ぎができます。
京成西船駅の利用率は、世紀の変わり目を迎えるころにじわじわと低下していました。しかし2000年代半ばになると徐々に立ち直りを見せるようになりました。１日あたりの乗降客数は2005年に8000人を超え、2012年に9000人を突破しました。
京成西船駅の周辺は現在、定員に余裕がある介護施設がそこそこ見つかるため近辺の希望者から頻繁に問い合わせや質問が殺到しています。興味が少しでもある場合は、なるべく早めにアプローチを行ったほうが得策でしょう。
特に、駅から１キロ圏内にけっこうな施設が見つかる点は、よその地域の住民から羨望のまなざしを向けられることが多いほど。施設のタイプについてはグループホーム・介護付き有料老人ホームなどに若干の偏りがありますが、よく探せば住宅型有料老人ホームなども発見できます。そのほかの共通点をあげるなら、職員と入居者の関係が密接で、アットホームな雰囲気を大事にするところが多い点をあげたほうがよさそうです。
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