パノラマ
いずれ住み心地が劇的に向上する場所に、介護施設が早くも進出中
2008年に、過ごしやすい待合室ができて便利になった飯山満駅。ずっと前は、駅の周囲はひたすら水田が広がる一帯でした。この場所に東葉高速鉄道が敷設されたのは1990年代のことです。それと前後して、周囲全体で土地区画整理事業がスタートしました。予定通りに事業が進まなかった時期が何度となくありましたが、2007年以降はだいぶ計画の進展にはずみがつきました。都市計画道路（前原東飯山満町線）の開通などがすでに完了しており、駅の周りの車両通行はだいぶ活発になっています。
駅の周囲の開発がまだ途上にあるため、商業施設などに行きたいときは少し遠出する必要があります。しかしその分、まだ平穏な土地が多く残っており、静寂に満ちた生活を満喫できる土地です。日当たりや眺望の良さ、きれいな空気などは思う存分手に入ります。飯山満駅では、2007年にバス乗り場が目の前に新設されました。船橋新京成バスが、まだ本数は控え目ですが船橋駅などの需要の高い目的地に向かう路線を運航しています。
東葉高速鉄道は、西船橋駅から東葉勝田台駅をつなぐ路線。飯山満駅は北習志野駅の隣駅であり、1区間乗車するだけでただちに新京成線に乗り換えられるという利点があります。起点となる西船橋駅は、JRの総武線や京葉線・武蔵野線、京成電鉄の本線などと連携している上に、東京地下鉄の東西線と接続しています。東西線へは直通運転が実施されているため、一時下車しなくてよいことがたびたびあります。終点の東葉勝田台駅は、京成本線と接続しています。
飯山満駅の周辺は、地権者の意向などがあって大規模な開発などはまだはかどっていません。しかし介護施設の新築などについてはかなり建設的に進んでおり、すでに見どころのある施設が点在しています。介護付き有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅に関しては、比較的軒数が多めです（グループホーム・住宅型有料老人ホームがそのあとを追うように増えています）。
施設の場所についても、飯山満駅からあまり離れていないことが多いと書いてよいでしょう。駅から1～2キロ程度の場所で豊富に見つかりますし、中にはほとんど歩く必要がない場所に建てられた施設もあるほどです。
料金システムに関しては、高額な施設は少数にとどまっており、大半は入居一時金・月額使用料を合計しても20～40万円程度というパターンです。入居一時金をいっさい徴収しない施設も多少は見つかるでしょう。
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