交通機関が集中する土地。その一方、住宅地が発達しています
新馬場駅が現在のような形になったのは、今から40年くらい前のこと。もともとは「北馬場駅」「南馬場駅」と2駅に分かれて70年以上運営されていました。しかし1970年代に、これら2駅の中間地点に、高架化された新駅を建設することに決定された、という背景があります。新馬場駅は、すぐ東側を京浜運河が流れており、東京湾にきわめて近い場所にあります。それと同時に駅の目の前に首都高速中央環状線と国道15号線がクロスする形で敷かれており、交通上の要衝としばしば評されてきました。首都高速1号線にも近い位置にあります。駅の周辺には品川区の公的機関が多いほか、品川神社の参道に面して商店街が形成されています。新馬場駅の出入り口付近に設置されたバス乗り場には、東急バスグループと都営バスが運行する路線がやってきます。新馬場駅は、京急本線の管内にある駅です。高速で運転される列車はすべてが通過してしまう駅ですが、品川駅と2区間しか離れていません。品川駅では、特急や快速特急など全種類の列車が基本的に停車します。また、JRの各線(山手線・京浜東北線・東海道線・横須賀線・東海道新幹線など)と接続しているため、乗り換え先として非常に需要が高いです。なお品川駅の向こうにある泉岳寺駅では、都営浅草線への乗り継ぎが可能です。反対方面では、8区間離れた京急蒲田駅が最寄りの乗り換え地点となります。この駅では空港線への乗り換えができるため、羽田空港からフライトをしたいときは役に立ちます。新馬場駅の利用率は、平成に入ってから上下を繰り返しています。1日あたりの乗客数は、1996年以降はしばらくの間7000人以下の時代が続きました。とはいえ、今世紀に入ったころに減少はストップし、今から10年くらい前になると徐々に回復しています。2013年になると18年ぶりに7000人を上回りました。新馬場駅を起点として介護施設を探すときは、駅からまずは1キロくらいの近場からでいっこうにかまいません。少数ではあるものの、駅から徒歩10分くらい(または数分程度)の距離にある施設が存在するからです。それでも飽き足らないときは、1キロずつ距離を拡大していくとよいでしょう。施設の種類に関しては、介護付き有料老人ホームが群を抜いて発見しやすいと考えられます。ただしグループホームも、駅から近い場所にこだわらないならけっこう見つけやすいでしょう。またサービス付き高齢者向け住宅も少しずつ増えている段階です。






































