国際線の新登場が、交通ほかあらゆる面で好影響を与えています

駅構内はとにかく使いやすく、待ち時間を過ごすだけでも快適な点が特徴です。バリアフリー関連の設備についてもその点はあてはまりますから、しんどい思いを強いられるという心配は何歳になってもほぼ無用です。
この駅の近辺に乗り入れている幹線道路は都道311号線です。バスについては京浜急行バスのシェアが大きいですが、東京空港交通が手がける路線も多く、根強い支持を受けています。
羽田空港第3ターミナル駅は、その次にある羽田空港国内線ターミナル駅と並んで終着駅となっています。また、ひとつ手前にある天空橋駅と合わせて3駅そろって、東京モノレール羽田空港線と連結しているという共通点があります。
このモノレールを使うと、天王洲アイル駅やモノレール浜松町駅に行けますし、そこから東京臨海高速鉄道のりんかい線やJR線(山手線・京浜東北線)、都営地下鉄(大江戸線・浅草線)に乗り移ることができます。また発着駅である京急蒲田駅まで行けば、そこから京急本線に乗り移って各方面を簡単に目指せます。
羽田空港第3ターミナル駅の利用率は、開業以来少し安定感に欠けています。1日あたりの乗降客数は、12000~17000人の間で推移していますが、まだ日が浅いため、今後どうなるかははっきりとした予測がしにくい状況です。
羽田空港第3ターミナル駅は、ロケーションの都合上どうしてもすぐそばに一般市民の住まいを設けるわけにいきません。介護施設を見つけるには駅から相当広い範囲を設定して探す必要があります。もっとも、3キロ程度の距離にするだけでも見つかる施設数はだいぶ増えます。あまり遠ざかりたくないなら5キロくらいを目安にするとよいでしょう。
近隣に所在する施設の大半は介護付き有料老人ホームです。入居一時金ないし月額使用料のどちらかを高額に決める必要がある契約方法を取り入れているところが多いですが、ときたま入居一時金を徴収しない施設が点在しています。こうした事情から分かることは、時間を惜しまずに1軒ずつよくチェックすることでしょう。