モノレールのジオラマが駅の象徴となっています

羽田空港第1ターミナル駅が開業したのは、今から約四半世紀前の平成初期のことで、当初は羽田空港駅という駅名を用いていましたが、その後改称を重ね、現在の駅名に変更されています。20世紀が終わる直前に、関東の駅百選に選出されました。
北口の改札を出ていただくと、そこに巨大な鉄道の模型が展示されています。簡単な操作で、モノレールが走行する様子を見物いただけます。この模型は老弱男女を問わずあらゆる利用者から人気を博してきました。
羽田空港第1ターミナル駅がある場所は大田区の周縁部で、東京湾に面した埋め立て地の一部です。駅を出ると、羽田空港の広大な敷地や海岸の風景です。また幹線道路に近い地区でもあります。国道357号線や首都高速湾岸線がすぐ近くを走り抜けています。
羽田空港第1ターミナル駅は、タクシーやバスの利用がとてもしやすい駅。京急バスグループが運行する一般の路線バスや、主に東京空港交通が手掛ける高速バスなどが毎日、休むことなく発着しています。リムジンバスを利用にすると、静岡県や長野県といった関東地方を離れた遠方の土地に直行していただくことが可能です。
羽田空港第1ターミナル駅は、東京モノレール羽田空港線に所属する駅で、終着駅である羽田空港第2ビル駅はすぐ隣にあります。主要な乗り換え場所は、発着駅方面に集中しています。発着駅であるモノレール浜松町駅では、JRの山手線・京浜東北線や都営地下鉄の浅草線・大江戸線に乗り換え可能。その手前に位置する天王洲アイル駅では、東京臨海高速鉄道のりんかい線に乗り継ぎできます。
羽田空港第1ターミナル駅の利用率は、長いこと減少している状態です。1日ごとの乗降客数を計算すると、2005年に2万人を割ったことがわかります。その5年後に1万5,000人を割りました。しかしこの数年は、横ばい状態に変わりつつあります。
羽田空港第1ターミナル駅を起点として介護施設を探しになるなら、最初のうちから数km先まで積極的に目を向けていただくことが大切です。とはいえ、実際にはそれほど離れていただかなくても入居先を発見していただける可能性があります。
施設が急に見つかりやすくなるのは、駅から3km離れたあたりから。そこで、まずは3~5km圏内をチェックの対象にしてはいかがでしょうか。施設の種類については、グループホーム・介護付有料老人ホーム・特別養護老人ホームなどが多いです。