パノラマ
懐かしさを感じられる下町で、好きなように介護施設を探せます
江戸川区から江東区にかけてのエリアには、戦後しばらくの間京浜工業地帯の一翼を担ったという経緯があります。現在は、昭和の情緒を今なお伝える性質をもっており、葛飾区や足立区とはまた違った下町の名残を四方八方に残すという側面が印象的です。亀戸駅はまさにそのような場所にあります。とはいえ東京都より錦糸町・亀戸副都心という指定を受けていることもまた事実。実際に駅の周囲には企業の事業所がぎっしりと入り込んでおり、23区内の経済成長に見逃せない規模で貢献を果たしています。
現在の駅舎はアトレ亀戸との接続が目立ちますが、その構造に続くかのように商業施設が並んでいます。官公署や金融機関の支店などの多さも特徴のひとつで、少し歩くと下町の街並みが続く場所だとは思えないくらいのギャップを醸し出しています。
駅の北口にはもうひとつ目立つ設備として、バスのロータリーがあります。近くの乗り場と合わせて、全路線を都営バスが管理しています。区内の各地に向かう路線が多く、近場に出かけたくなった高齢者に非常に愛用されています。
亀戸駅はJR総武線の駅ですが、快速列車が停まる駅に含まれていない点は残念といえば残念です。しかし隣の錦糸町駅で簡単に快速列車をつかまえられるため、あまりその点を口惜しく感じる人はいないようです。秋葉原駅から先に行きたいときは快速を避けて各駅停車を利用すればよいという点も、住民にとっては喜ばしいものでしょう。
総武線がやたらに目立つ駅ですが、東武亀戸線があることはこの駅の立場をおおいに強固にしています。亀戸線は短い路線ですが、終着駅の曳舟駅まで行けば東武伊勢崎線への乗り継ぎを実行できます。
総武線の1日あたりの乗客数は、バブル経済の頃より減少しています。しかしこの10年くらいは小規模な上下しており、54000～57000人の間での変動が止まりません。亀戸線側となると今世紀に入ってからの減少が顕著で、2003年以後は長らく15000人を割っています。
亀戸駅の近所の介護施設は、少しずつ点在するといったほうが真実に近いでしょう。端的に書くと、360度どちらの方角にもまんべんなく建てられている状態です（まんべんなく、という意味では、施設のタイプや費用体系なども似たような傾向があります）。
こうなると的を絞りにくいですが、発達した駅やその他の鉄道の路線などを利用すれば、たいていは行きやすいルートを把握できます。下町らしさを発散する施設・介護サービスについてはよそと比べてそん色ない施設が集まっていることは間違いないですから、どんどん見学してみましょう。
画像の一部はwikipediaから引用しています
