駅と同名の川の河川敷や、小岩緑地での散歩は楽しいものです
開業してから1世紀を超える歴史を持っている、江戸川駅。名前の通り江戸川に隣接する形でつくられており、東隣にある国府台駅から先は、千葉県エリアとなります。プラットホームからは江戸川の河川敷の様子がよく見えますが、この場所ではウォーキングやランニング、あるいは犬の散歩や釣りなどに励む近隣の住民を毎日目撃できます。高齢者の場合なら、気晴らしや健康維持を兼ねた歩行者を見かける確率が高いです。駅の付近は平坦な住宅街で、数十年来ほとんど変わっていない光景が広がっています。最近は大通りなどに沿って商業店舗の進出や集合住宅の建造なども行われるようになってはいるのですが。ちなみに日常的な買い物などについては、近くにある「リブレ京成」などで間に合わせるか、歩いて10数分かかるJRの小岩駅の近くまで出かけて行う住民が多いです。バスについては駅前まで乗り入れている路線はありませんが、近くに2ヶ所停留所が置かれています。
江戸川駅は、京成本線の管内にある駅です。乗り換え場所はかなり豊富ですが、江戸川駅から特に近いのは市川真間駅と京成高砂駅でしょう。前者ではJR総武線への、後者では金町線や成田空港線および北総線への乗り換えが可能です。そのほか、押上線と接続している青砥駅、総武線のほか都営地下鉄の新宿線と連動している京成八幡駅もよく使われる乗り換え先です。
江戸川駅の利用率は、1990年代後半から2000年代初期にかけてかなりの低下を見せました。ただしその後は横ばいになり、微増傾向が確認される時期も出るようになりました。1日あたりの乗降客数に関して、2008~2009年の時期は久しぶりに5500人を超えたといわれています。2010年を過ぎると、また微減する年が連続していますが。
江戸川駅の周囲は、介護施設を建てる場所として有利な面がそれなりにあるのですが、いくつかの問題があるためまだ着工は進んでいません。施設数はまだ限定されてしまうものの、駅から2キロくらい離れたあたりから徐々に見どころを持つ施設が見えてきます。
施設の区分に関しては、介護付き有料老人ホームとグループホームの2種類が飛びぬけて目立つエリアです。認知症の疑いがある場合や特別なケアサービスを受ける必要がある場合には、かえって話が早いのではないでしょうか。グループホームの場合は入居コストがほとんどの場合とても安いですが、介護付き有料老人ホームの場合は入居一時金または月額使用料のどちらかが高めになるパターンが多いです。








