越谷駅周辺は公共施設などが揃う。高齢者向けの住まいの種類も豊富

越谷は江戸時代から日光街道の越ヶ谷宿として賑わってきた宿場町。そのおかげで古くから大きな集落のある場所でしたが、駅が中々出来ず、1920年に住民の請願により越谷駅が開業、東武鉄道初の請願駅となったのです。現在は高架駅である駅舎にはエレベーターやエスカレーターが設置され、駅構内にはコンビニや100円ショップなどが入っているので便利です。
2面6線のホームには上りは急行線(新越谷・北千住・とうきょうスカイツリー・浅草方面、
半蔵門線の渋谷方面行き、東急田園都市線の中央林間方面行き)と緩行線(新越谷・北千住・とうきょうスカイツリー・浅草方面行き、日比谷線の中目黒方面行き)が停車。
下りは急行線の春日部・東武動物公園方面行き、伊勢崎線の久喜方面行き、日光線 の南栗橋方面行きが止まります。快速は止まりませんが、急行・準急・普通列車が止まり、本数も非常に多く気軽に乗れるのが魅力。一日の平均乗降人員は約4.8万人です(2014年調査結果)。
越谷駅の南隣である新越谷駅に隣接する武蔵野線の「南越谷駅」が新設されるまでは越谷駅が市の中心でした。今でも越谷市役所や市民会館、市立図書館などの公共施設の最寄り駅として活用されています。
駅周辺には公共施設だけでなくスーパーやディスカウントストアがあり、病院も比較的多いのが特徴。さらにその周りには老人ホームも増えており、種類も豊富です。介護付き有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅、グループホームなどが選べますから、是非色々な施設に見学に行って自分に合った施設を見つけて頂きたいです。
越谷駅のアクセスは電車だけでなくバスもあり、最寄りのバス停は3カ所配置されています。東口の「越谷駅」停留所には吉川駅北口行きや越谷市立病院行きなどが、「越谷駅東口」停留所には越谷市立図書館行きが発着。西口の「越谷駅西口」停留所にはしらこばと水上公園行きや県民健康福祉村行きのバスが乗り入れます。
県民健康福祉村は越谷駅の西方にある健康増進施設で、小さな子供から高齢者の方まで幅広く遊んだり運動したり出来る場所。この施設以外にも越谷駅エリアには公園などのスポットが点在しており、散歩などもしやすいでしょう。シニア世代にもおすすめの場所の一つです。