介護付き有料老人ホーム・サービス付き高齢者向け住宅が多いです

2008年のTJライナーの運行がはじまった直後は、ダイヤおよび乗客数の調整などに手間取っていた時期がわずかながらありましたが、数年でだいぶ落ち着いた状況になっています。
駅の周辺は、市内の中心部というわけではなかったものの、近年は区画整理事業の対象地に選ばれており、官民それぞれの手による開発計画などが随時進められています。大型の集合住宅を中心に、駅前ロータリーや商業施設の改善などの成果が近隣の住民から歓迎されている模様です。
バスは、駅の東口・西口ともに乗り入れています。東武バスウエストが管轄する路線がかなり多いですが、ライフバスや市内のコミュニティバスの路線も堅実な運営を続けています。
ふじみ野駅は、東武東上線に所属していますが東京メトロの有楽町線・副都心線への直通運転が行われるエリアに近い位置にあります。数駅離れただけの場所に、こうした乗り継ぎが簡単にできる駅があることは、特に都内中心部に行きたくなったときはとても有利に働くことでしょう。
発着駅である池袋駅まで行けば、JRの山手線および埼京線(湘南・新宿ラインを含む)やメトロの丸の内線、それから西武池袋線に乗り換えるチャンスがまとめて到来します。もっともその途上にある朝霞台駅(JRの武蔵野線に接続)や下板橋駅(埼京線のほか、都営三田線に接続)を使うことになる可能性も低いものではなさそうです。
ふじみ野駅の利用率は、じわじわと上昇しています。1日平均の乗降客数が50000人を超えたのは2001年ですが、それから7年で60000人の突破を達成するに至っています。昨今のふじみ野駅の界隈は、「介護施設が二極化している」といった言葉で説明されるこ
とがあります。その理由は、介護付き有料老人ホームとサービス付き高齢者向け住宅が同じくらいの数量で見つかりやすいためです。もっともこれら以外のタイプを見つけることが困難なのではありません。たくさんの高齢者の希望にじゅうぶんに応じられるエリアだとみなして構わないでしょう。
ただしこの2タイプの施設が多いことはまぎれもない事実。特に施設に対するこだわりがない場合なら、まずはこの2種類の施設について資料を取り寄せるなどして、前向きに入居を検討したほうがよさそうです。