仙台市内では有数の、静けさに支配された土地
陸前白沢駅が開業したのは、今から80年以上前の昭和初期のことでした。当時も今も立地環境は、南側から西側にかけて山林地帯に面した地域であることに変わりはまったくありません。開業からしばらくの間は、周囲の人口密度が低いにもかかわらず貴重な鉄道駅として尊重されてきました。
貨物・荷物の運搬が(木材が主だったと伝えられています)さかんだったことや、北方向に立地する西方寺への参拝者などが足しげく利用していたことがその主因だったと考えられています。高度経済成長の時代に入ると駅の需要は低下しましたが、昭和末期になると再度持ち直す結果となっています。
陸前白沢駅は国道48号線や457号線、それから県道219号線などの主要道路に近接しています。駅前にてご利用可能な路線バスについては、現在は民間の事業者が参画していません。市営のコミュニティバスがその代役を務めています。ただし、駅の東方向に10分以上お進みいただくとJRバスグループの路線が停車する出張所にアクセスできます。
陸前白沢駅は、JRの仙山線に所属する駅です。快速列車は停車しませんが、隣接する愛子駅でお待ちいただくとお乗り換えは簡単になります。15キロほど離れたところに、北仙台駅があります。この駅では仙台市営地下鉄の南北線へのお乗り継ぎができます。さらに2区間進むと発着駅である仙台駅に到着します。仙台駅は多数の在来線(東北本線・常磐線・仙石線・仙台空港アクセス線)および新幹線(東北新幹線・北海道新幹線・秋田新幹線)、また2種類の市営地下鉄(南北線・東西線)と接続しています。陸前白沢駅は現在無人化されています。
昨今の駅の利用率は高くはないですが大きな変動は起こっていません。今世紀に入ってからの調査結果によると「1日ごとの乗客数を計算した場合に、100人以下という結果が出る年が連続している」とのことです。
陸前白沢駅の所在地は、建物の密度が低い地区です。山林地帯にも近いため、介護施設をお探しになる場合は方向や距離をよくお確かめの上で検索していただく必要があります。特に距離については、最初から何キロも離れたところまでご覧いただくことがポイントです(たとえば、駅から5キロ前後離れたところまでよくチェックするほうが正解です)。
発見できるチャンスがある施設のタイプは、グループホームまたはサービス付き高齢者向け住宅あたりになるでしょう。月額使用料の相場は平均して安価です。





