周りは工業地帯ですが、市街地とあまり離れていません
昭和駅の起源は、信号場だった時代を含めると80年以上昔の昭和初期にさかのぼります。信号場の開設された時期は「昭和」という元号はまだ新鮮だったため、創業された企業の名前に使われることは多かったようです。実際に信号場の近くには、昭和電工の前身となる「昭和肥料」という企業が設立されています。この駅の名前の由来は、その企業にあるといわれています。
現在の昭和駅は、昭和電工をはじめ数々の大企業の最寄り駅という認識が強いです。南渡田運河に面しているほか、東洋埠頭や三井埠頭に近いため一部の業界で働く方々が日常的に訪れる地域です。もっとも、市街地からとても離れているわけではありません。運河を渡って北方向を目指していただくと、あまり時間をかけなくても住宅街の一角にご到着可能です。
路線バスの乗り場は、駅前と駅から徒歩数分の場所の2ヶ所です。市営のコミュニティバスのほか、京急バスグループの路線をご利用できます。運河の向こうには、首都高速神奈川1号線が走り抜けています。
昭和駅は、JRの鶴見線に所属する駅です。隣接する浜川崎駅は、南武線の視線と接続しています。鶴見線には現在、支線が2種類存在します。浜川崎駅の先にある安善駅・浅野駅はそれぞれ、大川支線・海芝浦支線への分岐点となっています。発着駅である鶴見駅に足を運んでいただくと、京浜東北線および京急本線へのお乗り継ぎが可能となります。
昭和駅は40年以上前から、駅員が常駐しない体制にて運営されてきました。これは、限られた利用者しかいないことが主因でした。今でもその状況はあまり変わっていません。1日あたりの乗客数は、1990年代後半の調査では300~500人の間で推移していました。今世紀に入ってもその様子は変わりませんでしたが、2000年代末期に近づくとやや増えており、500人を超える年が確認されています。
昭和駅の周囲は人口密度が少ないですし、工業地帯の一角です。したがって、介護施設が集まっているエリアではありません。しかし、駅から1キロを過ぎると施設を発見しやすくます。駅から歩いて20~25分くらいの場所にはグループホームなどが点在しています。
その他の施設をお求めの場合は、住宅型有料老人ホームなどが考えられます(医療機関との結びつきが深くて持病をお持ちの方でも安心していただける施設を発見できます)。月額使用料や入居一時金については、金額が固定されているケースが多いようです。














