県内最大の初詣客を集める寺社のお膝元での暮らしは格別です

この800年以上の歴史を持つ寺社を目指す参拝者の移動を円滑にする目的で、この駅が建てられるに至ったのです。今でも正月などは、全国でベスト3にランクインするほどの参拝者を動員しています。初詣客の移動に、陰ながら川崎大師駅が絶大な貢献を果たしていることは間違いありません。
ちなみに、川崎大師駅のそばにはもう1ヶ所、若宮八幡宮もありますから高齢者が暇なときにリラックスするために訪れる場所には不自由しません。近くにある大師公園も、リラックス目的で利用できる名所のひとつ。近隣の高齢者が頻繁に、散歩や休憩のために訪れています。
川崎大師駅は、川崎鶴見臨港バスの路線のテリトリーとなっています。川崎大師駅は国道409号線に近い場所に位置していますが、この路線バスもこの通りに沿って運転されています。
川崎大師駅はこれまでにさまざまな鉄道事業者の手で運営されてきましたが、現在は京急大師線に所属しています。乗り換え場所は、発着駅である京急川崎駅だけとなります。この駅を経由して京急本線に乗り移る旅客が中心的ですが、JRの川崎駅に近いため東海道線や京浜東北線、また南武線への乗り継ぎも簡単です。
川崎大師駅の利用率は、1990年代にはだんだんと低下していました。しかし今世紀に入るとそれまでとは打って変わってだんだんと上昇しています。1日ごとの乗降客数を確認すると、2003年に15000人台に戻って以降はずっと16500人を超える年が半分以上に達しています。17000人を超えた年は2回あり、今後はそれが増える可能性が浮上しています。
大使線の沿線は、再開発などの対象エリアに選ばれておりマンションの建設などが相次いでいます。介護施設などの建設も随時推進されていますが、川崎大師駅の周辺に限るとまだ軒数が少な目です。
しかし駅からあまり遠く離れなくても良い点は大いに評価に値します。駅から1キロ程度離れただけで、同時にいくつもの施設が視界に飛び込んできます。ちなみに、介護付き有料老人ホームが圧倒的に多いエリアのため、特別な事情がない限りはこのタイプの施設への入居を計画したほうが建設的でしょう。設備やサービスについてはハイレベルのところばかりです。