駅家駅周辺は病院や商業施設多数。サービス付き高齢者住宅は娯楽豊富

1914年開業。奈良時代、この地域には山陽道が通っており、旅人の為の駅家(うまや)と呼ばれる宿駅があったことが駅名の由来です。駅名の頭に「駅」が入るのは大変珍しく、愛知県豊橋市の電停「駅前停留場」・「駅前大通停留場」を合わせても全国で3つだけ。列車の止まる駅としては、全国でも唯一「駅家駅」のみとなっています。因みに駅名の末尾に「駅」が付く駅は、電停を除けば島根県出雲市の「湖遊館新駅駅」だけです。
駅家駅は昔ながらの木造建築の駅舎を有する地上駅。1面1線のホームには神辺・福山方面行き列車と、新市・府中方面行き列車が停車。上下線共に1時間に1~3本程度です。新市・府中方面行きは運行時間が長く、朝の6時から深夜24時までと長めなので便利です。1日の平均乗車人員は2001年度773人、2005年度677人、2010年度704人となっており、利用者数は安定しています。
福山市の郊外にある駅で、周辺は古くから続く住宅街です。人口が密集しているため、商業施設も多く、駅前にスーパーもあります。駅の東に県道392号、駅の南に国道486号が走行。これらの道路を中心にドラッグストアや衣料品店、飲食店、家電量販店といった商業施設が多数並んでいます。
また、エリア内には福山市北部図書館、福山市北部支所等の公共施設も。病院も多いエリアで、眼科や歯科、内科、循環器科等が揃っています。福山平成大学を筆頭に、教育機関も多く見られる場所です。
駅エリアにはサービス付き高齢者向け住宅や介護付き有料老人ホーム、グループホームといったシニア向けの住まいも誕生。サービス付き高齢者向け住宅は娯楽が豊富で、麻雀やカラオケ等が楽しめます。四季折々の季節イベントも実施し、季節感を大事にしている住まいです。
一方、介護付き有料老人ホームは介護士や看護士が24時間常駐。夜中も安心です。協力医療機関との連携により、通院や訪問診療がスムーズです。理学療法士もいるため、本格的なリハビリが出来るのも嬉しいポイント。
駅家駅エリアは商業施設や病院が多く、利便性の高い場所。両隣の駅も近く、東隣の「万能倉駅」まで1.2km、西隣の「近田駅」まで1.4kmです。沿線は駅が利用しやすいでしょう。シニア世代にもおすすめのエリアですので、是非、駅周辺のシニア向けの住まいに見学にお越し下さい。