次々と新しい住まいが建てられるエリアです

八柱駅が発足したのは、今から60年以上昔の昭和半ばのこと。当時から、集落の住民の移動に貢献するためにつくられた駅でした。その後、次々と宅地開発が駅の周辺で開始されており、現在ではすっかり住宅密集地の中央部分に位置する駅に変わりました。2008年から松戸市は条例を設けて、この駅の周囲一帯の安全性や住み心地を深く追求する施策を実行しています。
駅から近い範囲は緑豊かな印象ではありませんが、かつては人の気配が少ない場所がたくさんありました。現在は、駅の北部に残されている湿地帯と森林に当時の面影を感じとっていただけます。この地区には、21世紀の森と広場のような場所を散歩できるような設備も用意されています。近隣の住民にとって共通の、癒しの名所と呼べるでしょう。
また、駅のそばから延びる常盤平さくら通りは、手入れされた桜が歩道に植えられているため新たな観光資源となっています。春が来て、600本を超える桜がいっせいに開花する様子は見ものです。
八柱駅は、県道51号線や281号線に乗り入れしやすい位置にあります。バスについては駅前の乗り場で利用可能。新京成バスグループのサービスを利用できます。駅舎はJRの新八柱駅のすぐそばに建てられています。新八柱駅では、武蔵野線をご利用できます。
八柱駅は新京成線に所属する駅で、発着駅に近く松戸駅までわずか4区間です。反対方向では、6区間先にある新鎌ヶ谷駅が最寄りの乗り換え地点です。新鎌ヶ谷駅では、京成電鉄の成田空港線・東武野田線・北総線へ乗り継ぎが可能です。
近年の八柱駅の利用率は、非常に安定しています。1日当たりの乗客数を計算すると、10年以上前から横ばいに近い状態であることが判明します。2010年以後は、2万1,000~2万3,000人の間で推移している状態です。
八柱駅の周辺で運営されている介護施設に興味がある方は、駅から7~8kmくらい離れたところまでチェックしたほうが良いです。八柱駅がある場所は巨大な住宅地のため、どの方角に目を向けていただいてもさまざまな施設をご覧いただけます。
施設の種類については、住宅型有料老人ホーム・グループホーム・サービス付高齢者向け住宅・介護付有料老人ホームなどに入居可能です。医療機関に関しては、千葉西総合病院が地域で最大級の施設と呼ばれています。