工場や倉庫が林立し、湾岸と干潟に挟まれたエリア

駅の所在地は、東京湾に面したエリアです。実際に海岸まで徒歩でわずか数分というロケーション。このような事情から、駅の周囲には企業の所有地がいっぱいです。特に工業関係や物流関係の企業の存在感が強く、駅の利用者の大半はこれらの企業の通勤者だと推定されています。
市川塩浜駅は、すぐ近くに行徳野鳥観察者があります。この場所は、宮内庁が厳重に管轄する新浜鴨場と隣接しており、一般人が立ち入らないところもありますが、野鳥が大量に集まる干潟などが大切に保存されています。一般人が歩ける場所もたくさんあり、心が洗われる風景を好きなときに楽しめるようになっています。
市川塩浜駅は、JRの京葉線の管内にある駅です。京葉線は少し複雑な形状をとっていますが、市川塩浜駅から見ると西船橋駅にとても近い点が魅力です。西船橋駅では、総武線と武蔵野線への乗り換えができる上に、東京地下鉄の東西線および東葉高速鉄道への乗り継ぎも難しくないためです。なお反対方向については、新木場駅が手ごろな乗り換え場所となるでしょう。この駅は東京地下鉄の有楽町線と東京臨海高速鉄道のりんかい線と接続しています。
市川塩浜駅の利用率は、開業以来一貫して右肩上がりの成長を続けています。1日あたりの乗客数を調べると、2003年に4000人を超えていることがすぐに判明します。その4年後には5000人を超え、さらにその3年後には6000人を突破しました。2013年は7000人を超えており、快調なニーズの伸びを見せています。
市川塩浜駅の近辺は、あまり人口密度が高い土地ではありません。一般的な住宅街へアプローチするには、10分前後歩くことになります(もっともこの点は、介護施設の建設を狙う上では不利な条件ではないのですが)。
介護施設を見つけたいときも、その点を考慮して取り掛かる必要があるでしょう。しかし駅から1~3キロ以内をじっくりと探せば、介護付き有料老人ホームやグループホームなどを見つけることはできそうです。それでもうまくいかなければ5キロ圏内に拡大してみるとよいでしょう。