幡生駅周辺は学校が多い。サービス付き高齢者向け住宅は居室が広い
幡生駅は、山口県下関市の幡生宮の下町に位置するJR西日本の駅。1901年(明治34年)開業の地上駅です。ちなみに幡生駅と下関駅の間には、JR貨物の「幡生操車場」もあります。山陽本線と山陰本線が乗り入れる駅で、線路名称上、山陰本線は幡生駅が終点ですが、運転系統としては山陽本線経由で隣駅の「下関駅」まで直通しています。2面4線のホームには山陽本線の新下関・新山口方面行き上り列車と、山陰本線の小串・長門市方面行き上り列車が停車。下りは山陰本線も含む山陽本線の下関方面行きが止まります。1日の平均乗車人員は2000年度3,300人、2005年度2,858人、2010年度2,898人、2014年度2,851となっており、近年の利用者数は、ほぼ横ばい状態です。幡生駅は下関市の中心地の一つ「山の田地区」の南端にある駅で、商業施設が集まる場所からは少々離れています。一方、文教地区である「東駅地区」に近く、下関市立大学や梅光学院大学を筆頭に、多くの教育機関があるため、朝夕は通学者で混み合います。駅の周りには飲食店や家電量販店、下関酒造や戦場ヶ原公園等があり、内科や整形外科といった病院も点在。比較的生活もしやすい場所でしょう。駅南に山口県道258号「武久椋野線」、駅裏を旧国道191号が走っています。最寄りのバス停は259号上に設置されており、下関駅や安岡駅前、済生会病院前、新下関駅等を巡るサンデン交通の路線バスに乗れるようになっています。駅エリアにはサービス付き高齢者向け住宅やグループホームなどのシニア向けの住まいが誕生。入居時の費用は20万~30万円・月額利用料は食費込みで10万円台です。完全個室の居室には、トイレやキッチン完備。インターネットも使えるので、パソコンが趣味の方も楽しく過ごせます。入浴介助などの介護サポートはサービスに含まれていませんが、生活相談も出来ますし、訪問介護や訪問看護が気軽に申し込めます。何といっても居室の広さが魅力。自由度が高く、散歩などが出来るので、入居前の生活と余り変わらない生活が送れるでしょう。一方、グループホームは認知症専門のホームですが、家庭的で規則も余り無いのがメリット。認知症の方ものびのびと暮らせるホームだと思います。幡生駅周辺は学校も多く、学生で賑わう町。シニア世代にもおすすめです。一度、駅のあるエリアに、介護施設の見学にお越し頂きたいです。お気に入りのホームに巡り会えるかも知れません。


























