下町らしいぬくもりと穏やかさが地域の魅力です
関東大震災が発生した年に建造された、八広駅。それ以来およそ70年もの長きにわたって、「荒川駅」という名前で親しまれていました(このため、荒川区内にある駅だと誤解されることは日常茶飯事でした)。現在の名前に変わったのは平成に入ってからです。駅の東側は、荒川の河川敷となっています。よく手入れされており、数々の運動施設などが設置されています。もちろん、お散歩をする場所としてはとても理想的な環境です。もともと一般的な住宅街に位置する駅のため、周囲の雰囲気はとても穏やかです。八広駅は都道449号線に面している駅。国道6号線は、449号線をたどっていただくと短時間でお乗り入れできます。荒川の向こう側は、首都高速中央環状線が走りぬけています。駅付近に設置されているバス停留所でお待ちになると、京成バスグループおよび都営バスの路線をご利用できます。八広駅は、京成押上線に所属する駅です。京成本線へのお乗り継ぎは、3区間先にある青砥駅で実現します(直通運転は、とてもさかんに実施されていて便利です)。反対方面では、2区間先に押上駅があります。押上駅では、都営浅草線や東京メトロの半蔵門線、東武伊勢崎線などをまとめてご利用になれます。特に浅草線に関しては、直通運転が行われていますから遠隔地までお乗り換えなしで直行していただけるチャンスがあります。八広駅の利用率は、平成に入ってからゆっくりと低下していました。1日平均の乗客数を計算しますと、1990年代の半ばから4000人を割っていることがはっきりとします。しかし今世紀に入りますと再び増加に転じます。2003年に久しぶりに4000人台に戻り、その3年後に4500人を超えました。2010年代に入ってもその勢いは変わらず、2013年になると5000人を突破しました。八広駅の周囲で介護施設へのご入居をご検討中の場合は、駅から6キロくらいの範囲をターゲットにしていただくことをおすすめします。駅からなるべく近いところにお住みになりたい場合は、駅から2キロ以内といった条件でチェックしてみてはいかがでしょうか。もっとも、施設を見つけやすくなるのは駅から3キロくらい離れてからになるでしょう。施設のジャンルについては、グループホームの多さが目を引きます(認知症の場合なら、選択肢はとても豊かになるでしょう)。介護付き有料老人ホーム・高齢者住宅・サービス付き高齢者向け住宅・住宅型有料老人ホームといったそのほかの種類は、ほぼ同数といったところでしょう。























