東向島駅エリアは静かな住宅街。個人病院やカフェなどもある

東向島駅は、東京都墨田区の東向島4丁目にある駅で、東武鉄道「伊勢崎線」が乗り入れています。伊勢崎線の愛称である「東武スカイツリーライン」に含まれている駅です。
1902年に「白鬚駅」として開業し、1924年「玉ノ井駅」として営業を再開。1945年には東京大空襲により営業を休止していましたが、1949年に営業を再開しました。1987年に「東向島駅」に改称し現在に至ります。1989年に、駅の高架下に「東武博物館」が開館。東武鉄道関連の資料や車両などを収集および展示しています。
東向島駅には、東武スカイツリーラインの「曳舟・とうきょうスカイツリー・浅草方面行き」上り列車と、「北千住・新越谷・東武動物公園方面行き」下り列車が停車しており、下り列車は伊勢崎線や日光線に直通しています。急行や準急は止まりませんが、区間急行や区間準急、普通列車は止まります。近隣に東京都立墨田川高等学校があるため、学生の姿も見られる駅です。
最寄りのバス停は、駅のすぐ南を走る水戸街道(国道6号)に設置された「向島消防署前」バス停で、金町駅行きや浅草寿町行き、上野松坂屋前行きの都営バスが発着しています。駅の西を走る明治通り上の「東向島広小路」バス停も比較的近く、亀戸駅行きや日暮里駅行き、錦糸町駅行き、南千住駅東口行きなどに乗ることができます。
ちなみに、東向島駅は両隣の駅が近く、南隣の曳舟駅まで0.8km、北隣の鐘ヶ淵まで1.0kmの距離です。曳舟駅まで行けば京曳舟病院や「イトーヨーカドー」などがあり、京成押上線の京成曳舟駅も近く賑やかです。
東向島駅周辺は基本的に静かな住宅街でが、コンビニやスーパー、飲食店やカフェ、個人クリニックなどがありますし、墨田区向島保健センターなどの公共施設もできています。早春の梅と秋の萩で有名な「向島百花園」もあり、この花園の入園料は中学生以上が一律150円で、65歳以上は70円と安く、花見に訪れる人も多いようです。また、駅の西には隅田川が流れ、その横を首都高速6号向島線が並走しています。
近年、グループホームや介護付有料老人ホームなどのシニア向けの施設も徐々に増えてきました。介護付有料老人ホームは、入居時の頭金0円~数千万円と幅があり、高級系ホームも誕生しています。
さまざまなホームがあり、お寿司やフルーツのバイキングなど食事イベントがあるホームや、24時間介護士や看護士が常駐するホームなど、それぞれ魅力的でおすすめです。