パノラマ
多摩地域随一の大都市近郊に、グループホームなどが増加中です
多摩地域を代表する繁華街を周辺に有する、町田駅。武相地域を代表する駅でもあり、駅に接続した巨大な駅ビル（JR側の「ルミネ」・小田急側の「小田急百貨店」がトレードマークです）を筆頭に、周囲の喧騒は横浜市や23区内に匹敵するスケールを誇っています。買い物や娯楽をはじめ、どんな用事ができても駅の近辺で大半が片付いてしまうでしょう。駅構内のバリアフリー工事なども順調に進んでおり、体が弱っても苦労せずに列車への乗り入れを実現できる駅です。
巨大な駅に成長しているため、町田駅の四方にはタクシー乗り場・バス乗り場ともに充実しています。大きな乗り場はどちらも4ヶ所設けられており、町田市内はもとより各方面への貴重な路線を形成しています。
バスについては神奈川中央交通・京浜急行バス・京成バスといった首都圏で活躍するバス事業者が数社入り込んでいるほか、中国バスや西日本JRバスといった遠隔地を本拠地とする事業者までが進出しているという特徴があります。
JRの横浜線は、横浜市・町田市・相模原市・八王子市を結ぶ路線ですが町田駅から見た場合、近くて乗り換えができる駅となると長津田駅が目に入ります。東急田園都市線とこどもの国線が乗り入れています。その2駅先にある中山駅は、横浜市営地下鉄グリーンラインに乗り移れる点がよい所です。
小田急小田原線は新宿区から小田原市まで長距離路線で、途中でたくさんの自治体を通り抜ける点がうまみといえます。隣の相模大野駅で江ノ島線に乗り移れる点と、片瀬江ノ島まで（この町田駅から）直通運行している点は、実際によく使うようになるとよくわかるメリットでしょう。
町田駅の利用率は非常に高いです。21世紀に入って以後、1日あたりの乗客数はJR側で10万人台、小田急線側で14万人台を一貫して超えています。補足するとJR側はここ数年、徐々に利用率が高まっています。
町田駅の周囲は相当に発展しているエリアです。少しうるさすぎるという事情も手伝って、駅のすぐそばに介護施設を建てようといった動きはほとんどない模様です。そのため少し駅から遠ざかる必要はありますが、移動が困難な土地柄ではありませんからその点はネックではないでしょう。
今は、グループホームが続々開設されており、認知症患者とその近親者には願ってもない話でしょう。そのほか、最近はやりの介護施設はほぼ全種類見つかります。数が多くなったため施設の多様性も自然と深まっており、見学のしがいがある土地になりつつあります。
画像の一部はwikipediaから引用しています
