都心に近くて、お出かけのときはとにかくスピーディーに動けます

駅の周辺は深川地域の北部であり、江東区と墨田区の境界線に接近しています。その境界線の向こうには両国エリアがあり、国技館関連の施設が少なくありません。大半の場所は、住宅地や商業用地がひしめき合っており、住民や通勤者が道を歩く姿が毎日のように目撃されます。
都道・千葉県道50号線と都道453号線が、駅周辺の主たる幹線道路ですが、バスの停留所はこれらの道路に沿って設置されています。民間の事業者はこの地に参画していないため、路線の担い手は都営バスのみとなっています。
都営新宿線側で乗車する場合、乗り換えのチャンスは2区間離れた馬喰横山駅から急増します。その隣にある岩本町駅は、秋葉原駅とのつながりが深いため乗り継ぎのパターンが自然と多くなります。JRの山手線・京浜東北線・総武線のほか、メトロの日比谷線とつくばエクスプレスがその具体的な内容です。また新宿駅から先の路線、京王線(新線含む)および相模原線・高尾線へストレートで向かえるチャンスが舞い込みます。
大江戸線に関しては、大半の駅が乗り換えできる駅ばかりです。森下駅から近くて、乗り換え先が豊富な駅には上野御徒町駅があります。この駅でもJRの山手線・京浜東北線への接続を行っていますし、メトロの銀座線と日比谷線への乗り換えを、それほど時間をかけなくても実行できます。
森下駅の利用率は、両路線で上昇しています。1日あたりの乗降客数が60000人を突破したのは、新宿線側では2007年、大江戸線側では2012年のことでした。その後も上昇のペースに陰りはあまり見られません。森下駅の周囲の介護施設は、介護付き有料老人ホームが大半を占めています。
特定の施設に入る必要がある場合は別ですが、施設の種類に関して制限がない高齢者はなるべく介護付き有料老人ホームへの入居を検討したほうが、話がまとまるのが早くなりそうです。よその駅からとても近い施設も少なくありませんし、バスの停留所についても同じことがいえます。交通サービスが発達しているのが森下駅の近隣の最大の特徴ですから、それを活用して、気になる施設があったらどんどん直接見に行くとよいでしょう。