埼玉と東京の境目付近。池袋線と武蔵野線を両方使えます
東京都と埼玉県の境界線近くを所在地とする、秋津駅。東村山市と清瀬市、所沢市との境界線にも近い点が特徴的です。数百メートル離れているJRの秋津駅との乗り換えが不可能でないことから、だいぶ前から交通上の要所の一種と考えられてきました。もともと、秋津駅前で行く途中は商店街の中を突っ切るというロケーションのため、買い物をはじめとしたさまざまな用件を解消できる点が一石二鳥となっています。秋津駅の周りで幹線道路を探すなら、都道127号線がおそらくいちばん近くて便利でしょう。バスについては、現在のところ民間の事業者が運行する路線はありません。しかし、清瀬市が管轄するコミュニティバスが市境をまたいでこの秋津駅前にもやってきます(清瀬市内に出かけたいときは、おすすめできます)。秋津駅は、西武池袋線に所属しています。必ず停車する列車は目下、快速・通勤準急・準急(・各停)に限定されています。とはいえ快速急行や急行も臨時で停車することがあります。下り方面に目を向けると、隣接する所沢駅およびその向こうにある西所沢駅が乗り換え場所となっていることがひと目でわかります。前者では新宿線に、後者では狭山線に乗り換えできます。上り方面については、距離が離れているものの練馬駅がいちばん近いでしょう。この駅では都営地下鉄の大江戸線に乗り継ぎできます。もちろん、新秋津駅まで5分強くらい歩くことをいとわないなら、JRの武蔵野線に乗って都内や埼玉県内のほか千葉県内まで一直線に出かけられます。秋津駅の利用率は開業以来とどまることを知らないかのように上昇していくばかりです。1日平均の乗降客数は、2004年に史上初めて7万人を超えました。それからたったの4年で7万5,000人を突破しており、近い将来は8万人に到達する勢いです。秋津駅の周辺は、人の手が近年に限定するとあまり入っていません。したがって、高齢者の生活拠点として落ち着きなどを感じられる土地柄ですが、新しい施設の誘致などについてはまだおくれを取っているようです。それでも、駅から1~3キロ圏内の中距離圏にて開業している施設の例はいくつかありますから、あきらめる必要はまったくないでしょう。発見可能な施設の過半数は介護付き有料老人ホームで、そのほかはサービス付き高齢者向け住宅や高齢者住宅、もしくは住宅型有料老人ホームとなる可能性が高いでしょう。料金体系はバラバラで、低額な施設と高額な施設のギャップがやや激しくなっています。









































