周囲の人口が増えており、利便性の成長がまだ止まっていません
多摩ニュータウンの西部地区の住民の移動を助けるために、昭和末期に創設された南大沢駅。この駅の発足が周囲の土地の開発を促すことになり、この20数年で首都大学のキャンパス移転をはじめ数々の施設が次々と出現しました。駅の目の前に建てられた総合型アウトレットモールなども、最近は安定した集客に成功しています。また、多摩ニュータウンエリアの開発はいまだに続けられており、新しい分譲マンションの建設なども目下推進途中にあります。南大沢駅は、出入り口に面して巨大なロータリーが設営されています。乗り入れている路線バスの系統数は20以上になる見込みです。現在運行を実施している事業者は、京王バスグループと東京空港交通、そして神奈川中央交通に大別できます。南大沢駅は、京王相模原線の管内にある駅で、現在は特急や急行などがことごとく停車する駅に指定されています。管内で見ると終着駅に近い位置に所在していますが、橋本駅とは実際のところ2区間しか離れていません。橋本駅で降りると、JRの相模線や横浜線に乗り継げるチャンスが発生します。反対方面に関しては、2区間先にある京王多摩センター駅がいちばんの乗り換え場所となりそうです。この駅では、小田急多摩線や、多摩都市モノレール線に乗り換えできます。もっとも小田急多摩線には、さらに1区間先におかれた京王永山駅で降りても乗り換えできるのですが。南大沢駅の利用率は、約四半世紀の歴史を通じて上昇していくいっぽうで、とまることを知らない勢いで伸びていた時期があるほどです。21世紀に入ってからは上昇率がだいぶ落ち着きましたが、1日あたりの乗降客数を調べると5万人を超えたのは2003年だったことがわかります。6万人を超えたのはその6年後のことでした。2010年代に入ってもゆるやかな増加は止まっていません。南大沢駅の近くで介護施設を探すなら、2~3キロ離れたあたりまできちんと探すようにしたほうが賢明でしょう。1キロ以内といった近場にこだわると、思うように施設が出てこないことが往々にしてあります。実際に1.5~2キロ程度離れたところが、狙い目となる模様です。施設の種別については、介護付き有料老人ホームが圧倒的に多いエリアです(グループホームなども最近は少しずつ増えている様子が見られますが)。入居コストについては安いとは言えませんが、その分ケアサービスや設備などが充実しており、安心して入れそうなところばかりです。











