名門の文教施設が集まる地域。高級住宅地でもあります

今から300年以上前に時の征夷大将軍、徳川綱吉の命令で創建された護国寺。それ以来江戸幕府の祈願寺として保護されてきました。それ以来、数々の文化財や要人の墓所を抱える寺院として尊重されてきました。この由緒正しい真言宗の寺院のすぐそばにあるのが、護国寺駅です。
護国寺駅の周辺は、完成な住宅街です。高級住宅地と目されている一帯にも近く、独特のたたずまいで知られています。護国寺駅周辺のもうひとつの特徴は、文教施設に取り囲まれています。お茶の水女子大学とその付属校が1ヵ所にまとまっています。そのほか日本女子大学のキャンパスがあることでも有名。また筑波大学や日本大学、東京音楽大学などの付属校の最寄り駅でもあります。したがって、子供や学生の姿を駅の内外で目撃する機会は非常に多いです。このほか、駅の近辺で人目をとらえて離さない施設に、東京カテドラル聖マリア大聖堂や椿山荘、鳩山会館などがあります。
護国寺駅は、首都高速5号線や都道435号線・437号線に近い駅です。路線バスをお使いになりたいなら、駅付近に数ヵ所設置されているバス乗り場でお待ちになると良いです。都営バスの路線が多いですが、日立自動車交通のサービスも利用できます。
護国寺駅は、東京メトロの有楽町線に所属する駅です。隣接する東池袋駅は、都電荒川線の中継地点。その先にある池袋駅では、副都心線・丸ノ内線に加えてJRの山手線・埼京線などを利用可能です。また、西武池袋線・東武東上線への乗り換えもできて便利です。
護国寺駅の利用率が頂点に達したのは、昭和末期から平成初期にかけてでした。世紀の変わり目の前後にやや低下しました。1日平均の乗降客数については、今世紀に入ってしばらくの間は3万3,000人台を記録する年が連続しています。しかし10年ほど前から回復に転じました。2015年の調査では、史上初となる4万人以上を記録しました。
護国寺駅の周辺は、落ち着いた住宅街となっており高齢の方の生活環境としてとても優れています。そしてこの地域では、介護施設がたくさん建てられてきました。駅を中心に3kmくらいの範囲に絞っても、施設を見つけていただくのはとても簡単です。
施設の種類については、グループホームの多さが顕著。公営・民営を問わず発見していただけます。民営の施設では、介護付き有料老人ホームの多さが目立ちます。そのほか、サービス付高齢者向け住宅・住宅型有料老人ホームへの入居も可能です。