田園風景に取り囲まれた駅。数キロ先に介護施設が増えています
2018年のゴールデンウィークの最中に、開業から90周年となる節目の日を迎える予定の県駅。プラットホームに降りていただくと、広々とした水田地帯が四方を取り囲んでいる様子をご覧いただけます。都会につきものの騒音から解放された生活を送りたいとお考えの方々にとっては、理想的な環境といえるでしょう。大規模な市街地は、北西の方向にお進みいただくとアクセス可能です。現在は、駅前にて新たな産業団地を開発するプロジェクトが進行中です。県駅の近辺で、車両を用いた遠出をお考えになる場合は国道50号線や県道20号線をまずお使いになるのが便利でしょう。そのほか、県道40号線・128号線・278号線にもお乗り入れしやすいロケーションとなっています。県駅は、東武伊勢崎線に所属する駅です。管内では、区間急行が常に停車する駅に選ばれています。区間準急に関しては、平日のみ停車します。よその鉄道へのお乗り継ぎに関しては、2区間離れた館林駅がいちばん近いです。館林駅では、佐野線や小泉線へのお乗り継ぎが可能となります。館林駅から3区間お進みになると羽生駅に到着します。羽生駅では秩父鉄道の秩父本線へのお乗り換えができます。反対方向では、6区間先に太田駅があります。太田駅では、小泉線のほかに桐生線をご利用できます。太田駅から約20キロお進みいただくと、終点である伊勢崎駅に到着します。伊勢崎駅は、JRの両毛線と接続しています。県駅は現在、無人化されています(職員が常駐しなくなってからすでに数十年が経過しています)。周囲の人口密度が低いことがその要因です。とはいえ、駅の利用率が近年低下しているわけではありません。1日あたりの乗降客数を計算しますと、今世紀に入ってからはほとんどの年で400人以上を記録しています。そして2010年代に入りますと、500人を超える年がときたま出るようになりました。県駅の近隣に建てられてきた介護施設にご興味をお持ちの場合は、最初のうちから幅広い範囲をとにかくターゲットにしていただく必要があります。施設が見つかりやすくなるのは、おそらく駅から3キロくらい離れてからになるでしょう。そのため、早い段階で駅から10キロ圏内をめどにしていただくとよいでしょう。施設の種類に関しては、住宅型有料老人ホームの多さがとにかく目を引きます。その次に見つかりやすくなっているのは、おそらくサービス付き高齢者向け住宅になりそうです。どちらの種類も、見学や体験入居に積極的なところが多いです。



























































