みずき野ニュータウンと新潟国際情報大学の最寄り駅
越後赤塚駅は2014年のクリスマスに、開業からちょうど100年目を迎えています。歴史の長い駅ではあるものの、無人化されて久しいです。特に昭和末期には、駅の内外がともにかなり閑散としていました。当時は典型的な稲作地帯の一角にある駅に過ぎませんでしたが、時代が平成に変わると変化がはじまります。新興住宅地の開発や文教施設の誘致などが立て続けに成功し、駅の西側を中心に人口が増加したのです。今でもまだ水田が占める土地が周囲の半分以上を占めていますが、最近は新しく移り住んできた市民や新潟国際情報大学の学生・関係者の存在感が強まっています。越後赤塚駅がある場所は、県道46号線や168号線が使いやすいです。駅前広場に乗り入れている路線バスは、市営のコミュニティバスです(実際の運行は、新潟交通にほぼ全面的に委託されています)。越後赤塚駅は、JRの越後線の管内にある駅です。管内では終着駅側に近い位置にあります。終着駅である新潟駅までは20キロ近く離れていますが、在来線(白新線・信越本線・磐越西線)とも新幹線(上越新幹線)とも接続しているため、利用価値は高いでしょう。発着駅方面に進んだときは、5区間先に吉田駅が出現します。吉田駅は弥彦線への乗り換え地点としてさかんに利用されています。部分的に直通運転が実施されているため、一時下車をしなくてよいことも多いです。これら2駅を除くと、乗り換えの可能性がある駅は発着駅である柏崎駅だけとなります。柏崎駅は信越本線と接続しています。越後赤塚駅の利用率は、よその駅と比べれば劣ります。しかし平成に入ってから少しずつ上昇しているところです。1日あたりの乗客数を算出すると、1999年に600人台に乗っていることがわかります。その6年後には800人を超えました。2010年には900人台に達しています。越後赤塚駅の周辺は少しずつ開発されている段階ですが、まだ人家が建ち並ぶエリアや住民の年齢層などに偏りが大きいという特徴があります。これらの特徴は、介護施設の偏りに少なからぬ影響を及ぼしていると考えられます。施設を探すにあたっては駅から7~8キロくらい離れたところまでよく調べるようにしたほうが賢明でしょう。施設の種別に関しては、住宅型有料老人ホームや高齢者住宅などに暮らせるチャンスがあります。まだ地価が高騰していないため、施設の入居費用は安価です。月額使用料の相場は10万円強、入居一時金もそれと同程度ですが払わなくてOKということもありえます。














