伊那市は花や緑の美しい街。高齢者向け住宅や老人ホームが充実

伊那市は、長野県の南部にある都市。
2006年に、旧・伊那市・高遠町・長谷村が合併し、新しく「伊那市」となりました。
県内で一番大きな湖である「諏訪湖」から流れる天竜川が市内を縦断し、東に南アルプス、西に木曽山脈がそびえる立地。
天竜川に沿うようにして、JR東海の「飯田線」や国道153号線が走り、「伊那市駅」を中心にして市街地が広がっています。
「ローメン」というご当地料理が人気で、その他にも、水が美味しいエリアなのもあり蕎麦や日本酒なども名物です。
JRの「伊那市駅」がアクセス的にも市のメインで、バスも伊那市駅の西側にある「伊那バスターミナル」を中心に運行されています。
市内には「イーナちゃんバス」の愛称でお馴染みの「伊那市街地循環バス」や「JRバス関東」、「伊那バス」などの路線バスが走行中。
「イーナちゃんバス」は100円で乗れるので人気です。
また、高速バスも「伊那バスターミナル」に発着し、新宿や横浜、名古屋や京都、大阪といった主要エリアと伊那市を結んでいます。
市内には高遠温泉などの温泉もあり、桜や芝桜、薔薇など、季節の花が見られる場所。
そして美しい山々に囲まれていますから、山登りやハイキングも楽しめます。
近年、人気が高まっている「体験型観光」も種類が豊富。
果物収穫体験などができるので、お孫さん連れのシニア世代の姿も見られます。
このように魅力のある街ですが、2023年の高齢化率は32.0%と高めです。
3人に1人は高齢者ですから、市は高齢者福祉サービス計画「伊那市高齢者イーナプラン」を作成。
本格的な高齢者サポートに乗り出しています。
その計画の中で、温水の歩行用プールなどがある「長藤健康増進施設」や、伊那市「老人憩の家」を各エリアに配置。
また、緊急通報装置付きの高齢者向け居室があるシルバーハウジングや、高齢者住宅などを設置し、高齢者の住まいの確保も行っているのです。
その他にも市内には特別養護老人ホームやグループホーム、介護付き有料老人ホームなどがあります。
リハビリや介護食にも対応しており、外観の瀟洒な有料老人ホームもあるようです。
充実したサービスのある綺麗な施設で、ゆっくり過ごすシニアライフも素晴らしいでしょう。
全国からの入居も可能ですから、是非、花見がてらに、伊那市の介護施設の見学に足を運んでみてはいかがでしょうか。