高瀬舟はとても人気がある観光船サービスです

茨城県の南西端に位置する境町。
北側で古河市と、東側で坂東市と隣接しています。
そのほか同じ猿島郡に属する五霞町と隣接しています。
利根川と江戸川が合流する地点に近い点は地形上の大きな特徴でしょう。
利根川の向こうにあるのは、千葉県の野田市です。
大きな川に面した町であるため、古来農業と水運業で栄えてきた歴史を持っています。
農業に関しては昨今、水田のほか野菜や畜産などの占める割合がずいぶんと増しました。
利根川はよく氾濫する川として有名だったため、強固な堤防が築かれています。
この堤防には見晴らしが良い場所が多いことから、今から十数年前に関東の富士見百景の指定を受けました。
実際に天気の良いに堤防付近をお散歩していただくと、富士山をはじめかなり遠方の土地を一望していただけます。
境河岸は、高瀬舟の船着き場として有名です。
高瀬舟は明治の中頃まで、利根川水運の顔と呼べる存在でした。
昨今は、観光客のために特別に高瀬舟を再現したサービスが提供されるようになりました。
川をゆっくりと船で横切りながら、沿岸の景色をご覧いただくことはとても情緒豊かな娯楽になるでしょう。
境町は、祭事が年間を通して絶えず開催されている町です。
釣りの大会や菜の花畑を会場としたイベントや花火大会などは特に知名度が高く、毎回かなりの見物客を動員しています。
7月の境ふるさと祭りはとりわけ規模が大きく、遠方の土地からも人々が集まって非常に賑やかになります。
境町は鉄道が走っている自治体ではありません。
町民の主な移動手段は、自家用車およびタクシーやバスのような公共の交通サービスです。
路線バスについては、朝日自動車のサービスをご利用できます。
高速バスに関しては、関東自動車や千葉交通が運行する路線をご利用可能。
成田空港をはじめ県外に直行していただける路線が存在します。
車をご利用する際は、中央自動車道や国道354号線が使いやすいでしょう。
境町の人口は、1990年代にピークを迎えています。
その後は減少が続いていましたが、2023年の時点で2万4,785人とやや増加傾向にあることがわかりました。
同年の高齢化率は、29.4%と全国平均値とほぼ同水準で推移しています。
現在の境町で介護施設をお探しになるなら、グループホーム・介護老人保健施設・特別養護老人ホームなどが短時間で見つかりやすいでしょう。
医療機関に関しては、茨城西南医療センター病院などをご利用できます。