近田駅周辺には商業施設あり。介護付き有料老人ホームは医療補助あり

1914年(大正3年)開業。開業から100年以上経つ歴史の長い駅です。1970年に無人駅化され、現在は駅員不在の地上駅に。ホーム上には待合所もあり、基本的にのんびり乗れる駅です。
1面1線のホームしかない棒線駅の為、上下線の列車が同一ホームに乗り入れます。福山・岡山方面行き列車と、府中方面行き列車が停車。上下線共に1~2本という発着本数ですが、福山方面行きのみ朝夕3本程に増便されます。運行時間は府中方面行きは長めで、朝の6時から深夜0時まで。1日の平均乗車人員は2001年度271人、2005年度222人、2010年度186人となっており、緩やかに減少しています。
駅周辺は住宅街で、駅の南には芦田川も流れます。駅の南を走る国道486号の沿線を中心に、スーパーやホームセンター、衣料品店や飲食店等が顔を並べており、シニア世代も買物が楽しめるでしょう。
最寄りのバス停は駅の北にある「駅家団地口」停留所で、近田駅から徒歩6分程の距離。中国中央病院やフジグラン前等を巡る中国バスがに乗れます。一方、駅の真南、国道436号上には全国高速バスの停留所があり、大阪と広島を結ぶ「びんごライナー」や、広島県内を走る「リードライナー」といった高速バスが停車するので便利です。
近田駅エリアには介護付き有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅等のシニア向けの住まいも出来ました。介護付き有料老人ホームは、入居時の費用が30万円前後・月額利用料は食費込みで15万円以下。24時間体制で介護士や看護士が常駐しているため、たん吸引や人工透析等の高度な医療サポートが受けられるのが魅力です。病気がちな方や介護度が高い方もリラックスして過ごせるでしょう。カラオケや麻雀、囲碁将棋といった娯楽も豊富です。
一方、サービス付き高齢者向け住宅は、入居時の費用が30万円前後・月額利用料は食費込みで10万円台。介護サービスは別料金ですが、デイサービスセンターや訪問介護事業所併設なので安心です。
近田駅周辺は住宅が広がるエリア。近田駅は両隣の駅も近く、東隣の駅家駅までが1.4km、西隣の「戸手駅」までが1.0kmという距離。駅が利用しやすい場所です。ちなみに福塩線に乗れば福山駅までも約30分。シニア世代にもおすすめのエリアですので、介護施設への入居をご検討中の方は、一度近田駅エリアのシニア向けの住まいにも足を運んでみて下さい。