パノラマ
競艇場の付近に、格安の介護施設がそろっています
阿左美沼といえば、日本で最北端に位置する競艇場「桐生競艇場」がある場所として知る人ぞ知る娯楽の名所です。その最寄り駅としてギャンブル愛好家の間で特によく知られているのが阿左美駅。今世紀に入ってからも新規のレースが開催されるなど、新たな動きが絶えないイベント会場です。阿左美駅は桐生大学およびその短期大学部の最寄り駅でもあります。人口密度が高いエリアではありませんが、学生の姿を駅の近くで見かけることは少なくありません。駅の近くを走る幹線道路を探すと国道50号線と県道68号線が即座に見つかります。駅構内には、この県道68号線に近い位置に「阿左美縄文式文化住居跡」があります。これは、半世紀以上前にプラットホームの工事をしていた際に発見された遺跡で、県の史跡に指定されています。阿左美駅は、東武鉄道の桐生線に属する駅です。
桐生線内ではほぼ中間地点に置かれた駅で、発着駅側にも終着駅側にもアプローチしやすい点が特長です。発着駅である太田駅まで行くと、小泉線や伊勢崎線への乗り換えが可能となります。終着駅である赤城駅まで行けば、上毛電気鉄道の上毛線やわたらせ渓谷鐡道のわたらせ渓谷線に乗り換えできます。もっともわたらせ渓谷線に関しては、1区間手前にある相老駅でも乗り継げるのですが。
阿左美駅は群馬県みどり市にある駅です。みどり市は少子高齢化が急激に進んでいる自治体のひとつ。ただし、県内で比べるならまだ余裕が感じられるとよく言及されています。しかし、その事情に満足せずに官民が一体となって、介護関係のサービスの拡大に奮闘している傾向が顕著です。在宅介護を行っている世帯への紙おつむの支給や慰労金の給付などはかなり有名になっています。
こうしたサービスと比べると、専門の施設の増設や定員数の増加は、なかなか簡単にできることではありません。そのような制限が付きまとう中でも、介護事業界はできる限りのことをやっている模様です。今入居できる施設については、おしなべて料金体系が格安に維持されており、預貯金等にゆとりが少ない世帯でもチャンスがじゅうぶんにあるでしょう。
今の阿左美駅の近隣で見つかりやすいのは、介護付き有料老人ホームとグループホーム、それに住宅型有料老人ホームでしょうか。阿左美駅の周辺の場合、これらの3タイプに共通して入居一時金を徴収するところが非常に少ないという特徴があります。月額使用料にしても10万円台くらいが平均的な額のようです。
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