東武鉄道が丹精込めてつくり上げた住宅街の一角に暮らせます
千葉県内で最北端かつ最西端に所在する駅と呼ばれる、川間駅。実際に埼玉県との境界線に接近しており、隣駅からは埼玉県内に入ります。最近の目立った出来事をあげるなら、2010年に駅構内のバリアフリー施設が連続して増加したことが最適でしょうか。また、駅前広場の再整備なども進められています。川間駅は、市内にある工業団地などに向かうにあたっての中継地点という役割を長年引き受けてきました。実際に駅前ロータリーから発着する路線バスは、市内の重要な場所を巡回するコースがほとんどです。これらの路線の運営を管轄しているのは朝日自動車ですが、それとは別に市営のコミュニティバスに乗車することも可能です。川間駅の周辺は、東武野田線の改革と並行して進められてきた宅地造成・誘致の結果をつぶさに目にすることができます。独特のトーンに統一された住宅街が広がっており、また随時建造されてきた公共の施設などが点在しています。川間駅は、東武野田線に所属する駅です。隣接する南桜井駅から先は埼玉県春日部市内に入りますが、春日部駅とはたったの3区間しか離れていません。春日部駅まで行くと、伊勢崎線に乗り換えることができます。春日部駅より先で乗り換え場所を探すと、発着駅である大宮駅しか見当たりません。しかし大宮駅まで行くと、JR線の各線および埼玉新都市交通のニューシャトルへ乗り継ぐチャンスが待っていますから、日常的に大宮駅まで乗車している住民は、川間駅の周囲にもたくさんいる様子が見られます。川間駅の利用率は、徐々に低下を続けているところです。1日平均の乗降客数は、10年以上前から2万人を切っています。2008年には1万9千人を、そして2013年には1万8千人を切っており、しばらくの間微々たる減少が繰り返されるだろうと推測されています。川間駅の周辺は、まだ介護施設の増設が進んでいないという印象が強いかもしれません。実際に、需要を満たせるほどの供給量がないことは認めざるを得ないでしょうか。それでも、川間駅から3キロ以内というそこそこの距離で探しても、けっこう見どころを持った施設にお目にかかれます。施設の区分については、サービス付き高齢者向け住宅と住宅型有料老人ホーム、が主力で、介護付き有料老人ホームがそのあとを追う形で増えている、といったところです。入居費用については、月額使用料が10~20万円台がほとんどです。ただし入居一時金についてはまとまった金額が必要になることがあります。









































