便利な常磐線・武蔵野線と、発展が著しい駅前が目立ちます

市民劇場や文化ホールといった文化施設や行政サービスセンターや教育情報センターといった行政施設も松戸駅の四方を取り囲むように集まっています。金融機関の事業所は非常に多く、振込や引き出しといった目的があるときは、すぐに片が付くことでしょう。
これくらい巨大化している駅では恒例の光景ですが、大きな出口の前には決まってバスロータリーが設置されています。市内から近接する自治体内まで、各方面を目指す路線を利用できます。運行業者は京成バスと松戸新京成バスが大半を占めていますが、東武バスが関与する路線も若干数残っています。
松戸駅は、当初はJRだけが通る駅でした。現在は常磐線を代表する駅のひとつです。常磐線の場合、接続している路線が多いため品川駅からいわき駅まで、相当に長い距離が行動圏内に入るという特色があります。2015年の春には「上野東京ライン」が開通したため、東北本線や高崎線を使いたい場合の利便性が増す結果となっています。
新京成線の松戸駅が開設されてすでに60年が経過しています。現在は発着駅という立場にあるため乗り換え可能な駅に到着するには時間を要しますが、八柱駅では武蔵野線への、そして新鎌ヶ谷駅では東武野田線・京成電鉄成田空港線・北総線と3路線への乗り換えが実現します。
松戸駅の利用率は常磐線・新京成線ともに下降線をたどってきました。1日あたりの乗客数は、常磐線側では2010年以降100000人を割っており、新京成線側では2005年以後は55000人を割る年がたまに記録されるようになっています。
松戸駅は地図で見ても明らかですが、駅の近辺は住宅地などがあるエリアではありません。ゆったりと暮らせる介護施設が見つかるのはある程度離れたところからになります。グループホームのような比較的安くてアットホームな雰囲気が持ち味の施設から、介護付き有料老人ホームのようなあらゆる高齢者に対応できる施設まで、施設のタイプはかなり分化が進んでいます。交通機関が発達している都市ですから、少しでも興味をひかれる施設が出てきたら見学や体験入居の申し込みをしたほうが得策でしょう。