大島郡周防大島町は海水浴などが楽しめる町。道の駅や温泉もある

大島郡周防大島町は、山口県南東部の町。
大島郡は周防大島町のみです。
2004年大島町・東和町・久賀町・橘町が合併して誕生。
地理的には山口県の最東端に位置し、瀬戸内海に浮かぶ周防大島(屋代島)と、その周りの情島、笠佐島、浮島、沖家室島、前島の5島(有人)と、25の無人島から構成されている町です。
ちなみに周防大島は1976年、大島大橋で対岸の柳井市とつながり、周防大島と沖家室島は1983年に沖家室大橋でつながりました。
人口は1970年3万7,631人、1980年3万2,021人、1990年2万7,119人、2000年2万3,013人、2015年1万9,084人…と緩やかに減少、2023年には1万4,346人となっていますが、まだ1万人以上が暮らす町です。
周防大島の北岸を国道437号が走っており、国道437号の一部である大島大橋で、北西の本土(柳井市)とつながっています。
また、南岸走る県道大島環状線など、島内にはさまざまな県道が通っています。
特に国道437号沿いにはコンビニや飲食店等の商業施設もあり、比較的賑やかです。
周防大島には鉄道は通っておらず、柳井市の山陽本線「大畠駅」が最寄り。
バスは防長交通バスが、大畠駅を中心にして島内も巡回しています。
周防大島の東にある伊保田港と、柳井市の柳井港や松山(三津浜)港をつなぐ「周防大島 松山フェリー」が運行中。
加えて、周防大島と離島との間は笠佐航路・浮島航路・前島航路・情島航路が運行されています。
大島郡周防大島町は自然あふれる町で、環境省の「快水浴場百選」や「日本の水浴場88選」に選ばれた「片添ヶ浜海水浴場」、そして「逗子ヶ浜海水浴場」などの周防大島町の海水浴場は毎年町内外の人が訪れる人気スポットとなっており、片添ヶ浜海水浴場からの道沿いには「五条の千本桜」として親しまれる桜の名所も続いています。
さらには、片添ヶ浜温泉や竜崎温泉といった温泉もありますし、片添ヶ浜海浜オートキャンプ場ではキャンプも楽しめます。
陸奥記念館、なぎさ水族館、観光レクリエーション施設「東和青少年旅行村」、星野哲郎記念館、日見の大仏など、観光スポットも点在。
特に国道437号にある道の駅サザンセトとうわは、敷地内から瀬戸内海が眺められる絶景ロケーションです。
近年、住宅型有料老人ホームやグループホームなどのシニア用の施設もできました。
住宅型有料老人ホームは入居時の頭金0円・月額も10万円未満。
施設の設備が充実しており、浴室にはシャワーチェアなどがあるため、安心してお風呂に入れるでしょう。
一方、グループホームは少人数制で認知症ケアも発達しているため、暮らしやすいと好評です。