東京女子医科大学病院まで徒歩数分の駅です

古くから住宅街として使われ、一帯を選んで設立された若松河田駅。駅のすぐ南にあるのは、昭和の黎明期に建造された小笠原伯爵邸です。今世紀に入ってから民間事業者に貸し出されており、現在は飲食店として使用されています。このため、行政に管理されていたころと異なり簡単に入場できるようになりました。
若松河田駅がある場所は、一般の住宅のほかにさまざまな公的な機関が点在しているのが特徴的。ひときわ目立つのは、駅の東方向に位置する東京女子医科大学です。この大学の付属病院は、救急告示病院の指定をはじめ無数の指定・認定を受けてきました。リハビリや救命といった、高齢の方にとって需要が高い科目・設備を抱えている点は注目に価します。駅の北側に位置する、国立国際医療センターも非常に有名。一般人の診療も受け付けており、700を超える病床を用意しています。
名所の多い土地柄ですが、駅から徒歩10分圏内に立地する月桂寺は一見の価値があります。江戸時代臨済宗の東十刹に列せられてきたほどの名所です。お散歩の場所については、やや距離がありますが都立戸山公園が広くておすすめです。
若松河田駅は、都営地下鉄大江戸線に所属する駅。最寄りの乗り換え場所は隣接する東新宿駅であり、また東京メトロの副都心線に乗り換えできます。反対方向では、3区間お進みになると飯田橋駅に到着できます。飯田橋駅では東京メトロの東西線・南北線・有楽町線やJRの総武線に乗り継ぎ可能。その先にある春日駅では、南北線のほかメトロの丸ノ内線や都営三田線に乗り換えできます。
若松河田駅の利用率は、開業以来上昇が続いていました。1日平均の乗降客数は、開業の6年後に2万5,000人を超えました。それから7年経つと、3万人を突破しています。2010年以後は増加の勢いが落ちていますが、まだ減少には転じていません。
若松河田駅の周辺は、介護施設が着々と増えています。駅から3km圏内をじっくりと調べましょう。駅から徒歩10~15分圏内となると選択肢は少なめになりますが、1.5~2kmくらい離れてもOKであればかなりの施設を利用できます。施設の種類については、介護付有料老人ホームが非常に探しやすい状態です。公的な施設に限るなら、特別養護老人ホームとグループホームが目立ちます。